民族学伝承ひろいあげ辞典

脳梗塞男の料理とエッセイ、ときどき爆笑、ときどき不満爆発? 著書『秦氏が祭る神の国・その謎』2005年  1955年大分市生、京都育ち。 脳梗塞、高脂血圧、緑内障、糖尿病と闘病中。

カテゴリ:民族学・民俗学・地理・地質 > 犬祖伝説

田中勝也同書より 出典;”On the Dog-Ancestor myth in Asia”  著者; 劉威  ひとりの女性と一匹の犬の間にたくさんの子供が生まれ、子供たちは兄弟姉妹の間で結婚し、その結果アルメニア人がひろがった2006ねん3月(ブログ開始時期)その他の記事一覧2006年03月 : ...

狼 狼のトーテムは最も古い話に現われていて,キルギス人自身の中に含まれる突厥人,すなわち「テュルク」民族と結びつけられて語られていた。この話は『周書』の中に記されている。しかし,我われキルギス人にだけ語られてきた様子を紹介しよう。それはつぎのようなトーテ ...

With2ブログランキングへ私がこのブログをはじめたのは最初犬祖伝説記事からだった。それが日本人の来歴と深くかかわりがあると思ったためだ。もう7年前の話である。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・●犬婿入・異類婚姻譚「犬祖伝説」は神話にはない ...

◆『捜神記』 犬祖神話「高辛氏の年老いた夫人が耳の病気で苦しんでいたが、医者が治療して繭ほどの大きさの虫を取り出した。医者はその虫を瓠の種を入れるざるの中に入れて盤をかぶせておいたところ、たちまち五色の毛の犬に変わってしまった。これを盤瓠と名づけた。当時 ...

この記事はかつての日本人による差別を助長しかねない誤解を持たせる可能性があるため削除しました。筆写はもちろんそうした過去がアイヌの皆様にあおきていたことは知りませんでこの記事を書きましたが、国会議員によるそうした事故が起きたきっかけで読み返し、誤解を招く ...

列島の倭人・・・縄文後期から弥生前期中期にかけて稲作や製鉄技術を持ち帰った倭人=小さな海人族は、やはりどう考えても南方経由であるとしか考えられないと結論したい。まず家、倉の高床式。そして銅鐸や古墳装飾に見られる船、船のような反り返った屋根を持つ住居、舟形 ...

諸国怪談集『御伽物語』(1680年刊行・俳人荻田安静収集 この古書は『里見八犬伝』の著者である滝沢馬琴の蔵書から発見されたものである)「よく知られた話だが、ある家に飼われていた白犬が、その家の娘が小便するたびに掃除せよ、この娘はお前の嫁ぞと言い聞かされて ...

ここでくれぐれも申し上げておくが、筆者はこれらの南方系説話によって一定の「日本人起源」はこれしかないと言うつもりは全くない。読者の方々にただ淡々と伝承を書写して提示してゆくだけである。勿論、それだけではナンの話だかさっぱり見えてこないという不満も出るかも ...

沖縄県宮古島伊良部島の伝説 「ある家で犬を飼っていた。戦争が起こり、その家の主人は犬を連れて戦争に行った。犬は敵をたくさんやっつけて勝ち戦となった。家に帰ってから、主人は犬に食べ物をたくさん与えたが、犬は何も食べなかった。その代わり、その家の娘を嫁に欲し ...

『博物誌』(『後漢書』東夷伝序文引用掲載部分) 「昔、徐君の宮人が卵を生み、これを水辺に捨てると、ある孤独な母親の飼い犬で、鵠蒼(こくそう)という名の犬が、この卵を口にくわえて持ち帰ってきた。母がこれを覆い暖めると、小児が生まれ、これは骨のない子であった ...

海南島には黎(り)族と苗族の二種族が多くおり、苗族はもともと明代にここに警護のために置かれたヤオ族軍隊の子孫である。二種族共に犬祖伝説を持ち、黎族のものは「皇帝の娘の足のおできを黒犬がなめて命をすくい、その息子がやがて犬を父と知らず年老いて殺し、葬る。そ ...

http://esperanto.china.org.cn/ri-shaoshu/yao.htmhttp://www.asia-photo.net/yunnan/minzu/yaozu/yao.htmlhttp://www.mekong.ne.jp/directory/culture/legend03.htm 大林太良氏『神話学入門』「中国の皇帝パンは、長年にわたってカオ王と争っていたが、ついに従えることが ...

まず前掲記事に現れた会稽はどこにあるのかを分析しよう。会稽は現在の淅江省~江蘇省にかけた地域にあった。会稽の地名は春秋時代の呉越の戦いで著名な会稽山からつけられた地域名である。会稽山そのものは現在、紹興酒で名高い淅江省紹興県の郊外にある。『華南文化史研究 ...

ヤオ族の一派にマン・ラテンがある。彼らの女性は尾のついた長いコートを着ていたという。ヤオ族は五色の刺繍をほどこした民族衣装を着る。その模様は犬模様が多い。ベトナム北部にいるマン・ティアン族の伝説・・・「皇帝の娘が犬と交わり生んだ男女の双子は、はじめ人間の ...

「昔、帝(中略、文字がないし読めない帝名がここに入っている)、高辛氏の世に中国は犬戎に苦しめられた。そこで帝は、臣民に呼びかけ、犬戎の将、呉将軍の首をとってきた者には莫大な黄金と萬家の国邑を与え、美人の王女を妻として授けようと約束した。ところが、帝には五 ...

「昔神がナガ人に文字を身体の一部に書き付けるように教えたが、一匹の犬がやって来て、文字の書かれた皮膚を食ってしまった。それ以来文字は失われた。」ナガ族は現在、インドの一州を与えられそこはナガランドと言う。しかし、民族的には吐蕃の一族であり、犬戎とは同族と ...

考古学上のこれまでの犬関連としては、縄文人が犬を大切にしていたらしく、犬を食べた痕跡が日本からは出ていないという特記事項がある。半島では一部で未だに犬食が行われていたという報告がある。ソウルオリンピック開催までは首都ソウルの繁華街でさえ犬を売っていたとい ...

氏+一(てい)・・・『三国志』魏志・東夷伝引用『魏略』西戎逸文を初見とするチベット民族。槃瓠の末裔を自称した。『漢書』地理志では弖で最大は白馬なりとある。白馬とはていの一派。白馬邸の中にはロロがあり、黒ロロ人、白ロロ人がある。黒ロロ人は馬と犬を食べない。 ...

隼人の祖神・ホスセリと天皇家祖神・ホホデミ兄弟の話。 兄ホスセリの釣り針をなくしたホホデミをホスセリは厳しく責める。ホホデミは海神からもらった宝玉で海水の干満を引き起こし兄を服従させる。いわゆる海幸・山幸の神話である。この時ホスセリが行う服従の儀式が重要 ...

『山海経』(センガイキョウ)・・・チベット方面の思える土地に犬封国(ケンポウコク)があって、その国の人はまるで犬のような姿をしている。田中勝也『東アジア古伝承・・・』・・・ 中国江南域にあって、俗に槃瓠と呼ばれ今に至っているのがヤオ族であるが、彼らもまた ...

田中勝也『東アジア子伝承と日本原住民』スマトラ・ニアス人の物語 一人の王女がいた。重い皮膚病にかかり、一匹の犬を伴ってこの島に渡って来た。薬になる良い木を見つけた。王女と犬は結婚し、息子が一人生まれた。息子は大きくなり妻を捜しに旅に出た。その時、母王女は ...

田中勝也『東アジア古伝承と日本原住民』少数民族チャム系ジャライ族の伝承  ジャライ族には祭政王としての”火の王”という存在があるが、初代火の王の父は犬とされている。火の王は父なる犬に様々の苦難を乗り越えるすべを教えられ成長するのである。ジャライはベトナム ...

田中勝也『東アジア古伝承ト日本原住民』ナガ族の一派・アジュカムル部族の伝承「昔シルティと言う英雄がいた。ある日一匹の犬と狩猟にでた。犬は先頭を突っ走って行き、呼んでもついに戻らなかった。シルティは仕方なく家に帰ったが、眠るとき、犬の吠える声が聞こえた。そ ...

出典;『敦煌吐蕃文献撰』『新五代史』吐蕃人の記録; 「七世紀初頭、突厥王が南シベリアに出兵、この時二人の使者が奥地に入り遭難し一人の女に出会う。女性とは突厥語で話ができ、二人の使者は女に連れられて彼女の部落へ行った。二人は気づかれないようにかくまわれてい ...

ジンギスカン一族の始祖神話に現れる祖は女で、アラン・コアと言う。黄色い犬との神婚伝説がある。 ...

ハンガリー;慣用句に「犬頭のタタール人の暴れん坊」がある。蒙古侵略がさかんだった東欧諸国にはこうした蒙古伝承が多くあり、彼らが犬を祖としていたらしき痕跡が残されている。ジンギスカンの”蒼い狼”伝説もこのあたりからの発展であろうか。ハンガリー人は蒙古を「犬 ...

出典;”On the Dog-Ancestor myth in Asia”  著者; 劉威   ある国の女は大きな犬に似ており、身体中が毛でおおわれていた。国民は多くの犬を飼い、狩猟していた。女たちと雄犬の婚姻で、犬の姿の男と人間の姿の女が生まれた。コメントこの伝説は匈奴に伝わったもので ...

田中勝也同書より 出典;”On the Dog-Ancestor myth in Asia”  著者; 劉威  ひとりの女性と一匹の犬の間にたくさんの子供が生まれ、子供たちは兄弟姉妹の間で結婚し、その結果アルメニア人がひろがった ...

狼  狼のトーテムは最も古い話に現われていて, キルギス人自身の中に含まれる突厥人,すなわ ち「テュルク」民族と結びつけられて語られて いた。この話は『周書』の中に記されている。 しかし,我われキルギス人にだけ語られてきた 様子を紹介しよう。それはつぎのような ...

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