民族学伝承ひろいあげ辞典

脳梗塞男の料理とエッセイ、ときどき爆笑、ときどき不満爆発? 著書『秦氏が祭る神の国・その謎』2005年  1955年大分市生、京都育ち。 脳梗塞、高脂血圧、緑内障、糖尿病と闘病中。

カテゴリ:考古学 > 海の道・貝の道・倭人水人白水郎考

これはゴホウラ貝輪の出土分布図ここに山口県土井ヶ浜が入る。そしてこれはゴホウラ貝の産地地図日本の南西諸島からフィリピン沖、マレー半島、ボルネオ、ニュージーランド近海まで延々と続くが、南海でしか採集できない。ゴホウラ貝とそれ以外の南海産貝類ゴホウラ貝、イモ ...

古い話だが、江上波夫博士が死ぬ直前に口述筆記で最後に著した論文が「倭人とタカラガイ」だった。ここには中国と倭人のつきあいの最初に、タカラガイ(子安貝)が欲しかったからだということが書いてある。タカラガイは中国で最も古い貨幣であったからだ。時期的に日本が縄文 ...

NHK朝ドラの再放送で「澪つくし」をやっているが、前々から「みおつくし」ってなんだと真剣に考えてなかったことに気が付いて調べてみたら、大阪市の市章だった。 にほんブログ村この形が澪標だそうな。みおは水脈。海・湖・川で、流れの作用で底がみぞ状に深くなった部分。 ...

筋骨隆々の弥生人?太い上腕の人骨出土 長崎の離島 「筋骨隆々の弥生人の集団が西北九州にいた-。長崎県佐世保市・高島の「宮の本遺跡」でこの夏、上腕骨が一般的な弥生人よりも一回り太い、約2千年前の人骨が出土した。人類学者によると、西北九州の離島で見つかった ...

今回からシリーズで、海と船と古代の港について、船の構造や、海に関わる地名の語源、あるいは古代縄文海進残存時代の港湾のありさまなどなどについて石村智『よみがえる古代の港』から、いくつかを切り取って題材にした記事を書こうと思う。まずは古代の船の構造と名称 ...

丸木舟、黒潮越えに期待=来夏、台湾から与那国島へ―「3万年前の航海」再現10/17(水) 18:31配信      「3万年前の航海再現を目指す国立科学博物館などのプロジェクトで、来年夏に台湾から沖縄・与那国島への航海に使う丸木舟がほぼ完成し、千葉県館山市沖で17日、 ...

今度のサミットいよいよ間近になったが、さて、なぜ今回伊勢志摩(会場は賢島)になったのだろう?ブラタモリを見た人は、賢島がリアス式の複雑な海岸段丘地形の中にある島で、周囲が海に囲まれた要害の島であることを知ったと思う。筆者、関西在住の頃は仕事でもレジャー ...

プロジェクトチームHPトップ画像より草を束ねた「古代舟」、与那国島-西表島の海を渡れるか旧石器時代に祖先が大陸からどのように海を渡ってきたかを再現検証する、国立科学博物館のプロジェクトチームが16日、都内の同館で会見し、航海で使うのと同じ「古代舟」の製 ...

第二章 貝の道これまで民族学伝承ひろいあげ辞典ブログでは、古代人の渦巻きと再生の死生観について、世界各地の遺跡を記事にしてきた。その画像のいくつかを並べておきましょう。    纏向遺跡弧文円盤の渦巻き     このスタイルは巻貝を切り取った断面そのも ...

以前も取り扱ったことのあるオオツタノハガイは、日本での生息地は北緯30度線上にあって、奄美大島諸島界隈と、小笠原諸島の鳥島~三宅島が中心だった。ところがよく調べると、北緯30度よりもずっと北の伊豆諸島にも分布していることがわかった。貝の考古学(1)貝から読 ...

    静岡県天王ヶ谷51号横穴墳の女性人骨の外耳道骨腫http://blog.livedoor.jp/shizuokak-izu/archives/cat_111752.html  ■外耳道骨腫(がいじどうこつしゅ)ができる仕組み引用文「骨腫などというとおどろおどろしい響きがするであろうが、じつは病気の類ではな ...

   気になるのは「沖縄-九州-東北-北海道の遺物が物語る歴然とした交流」があったのだと古田が述べているという点である。そしてその証拠品として「佐賀遺跡」という遺跡からでたという「「サルアハビ・ユキノカサ」という貝の飾り物」の画像も見ていない。そもそ ...

       ●北海道有珠10遺跡【うすじゅういせき】(今は有珠モシリ遺跡※で統一)の南海産貝殻「北海道伊達市噴火湾の小島(通称モシリ)にある縄文時代晩期~続縄文時代の遺跡。島の中心は墓域になっており,それを取り囲むように貝塚が形成されている。西日本に ...

With2ブログランキングへ古代も末期になると海外渡航が可能な船が造られる。日本人の「公式な海外渡航」は聖徳太子時代に小野妹子が隋へ、その後遣隋使が始まる。もちろんこれはあくまで公式記録であって、国家が先進国へ朝貢した記録に過ぎず、船も当然それなりである ...

スイジガイかあわびか鮑石亭「曲水の宴は、古代朝鮮でも盛んであったが、李氏朝鮮では執り行なわれた記録は残っていない。このためかなり以前に廃れたものと思われる。慶州市の南4kmにある西南離宮・鮑石亭は、「流觴曲水宴」が開かれた場所として知られ、鮑模様の石溝、曲粋 ...

一覧に載っている地域はすべて海人族や白水郎やその管理者海部がいた地域である。辰巳和弘『他界へ翔ける船』より最も注目すべきなのは、舟の埴輪であるにも関わらず畿内(奈良・大阪・京都・滋賀)が最多で、内陸部のほうが多いことである。ヤマトにも、ナニワにも海人族が ...

押せば順位がひとつあがります  ↓   ↓With2ブログランキングへ↑  ↑  ↑blogramランキング参加中!福井県の気比の松原を横に見る常宮(じょうぐう)村。神功皇后を祭る常宮神社周辺は、かつての海人部落で、産小屋が多数あったと谷川健一が書いている。(『 ...

アカホヤ火山層とAT層に出る遺跡・遺物の民族的な関連・・・・つまり熊襲、狗奴国民族の移動、あるいは物資の全国移動を推定する押せば順位がひとつあがります  ↓   ↓With2ブログランキングへ↑  ↑  ↑・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ...

押せば順位がひとつあがります  ↓   ↓With2ブログランキングへ↑  ↑  ↑◆倭人=白水郎(あま)族五島列島、壱岐、沖縄で考えた場合、どうしてもそのウシを弥生の早期に島々へ大陸から運べたのは隼人などの白水郎であろう。五島、甑島などには五島隼人、甑 ...

With2ブログランキングへ●弥生以前に日本に牛はいた◆『肥前国風土記』値嘉(ちか)郷(五島列島)「その白水郎は馬、牛に富めり」◆長崎県五島列島の福江島大浜貝塚出土ウシの歯1962年発掘 長崎県教育委員会依頼・同志社大学・酒詰仲男二号貝塚で臼歯五号、六号 ...

With2ブログランキングへ◆鎌倉時代の金髪男指定名称:『紙本著色男衾三郎絵詞』(通称「男衾三郎絵巻」)おぶすまさぶろうえことば 1巻紙本着色29.3×1260.9鎌倉時代・13世紀東京国立博物館A-11889「都ぶりの優雅な生活を送る吉見(よしみ)二郎と、武芸一途の男衾三郎 ...

やや大雑把な言い方だが、決して誤解なきよう。■クレオール語「大航海時代、あるいは列強による植民地獲得時代に、英語、フランス語、スペイン語などの。ヨーロッパの諸言語が」「出かけていって、その土地の言葉や、あるいはアフリカかえあそこにつれられて来たどれいのこ ...

With2ブログランキングへ■南の十字路・小笠原「日本開国の後、明治時代以降、正式に日本領となった小笠原には日本からの移民が増え、言語や文化に日本文化の影響が強まる。入植者はさまざまな地域から来た。もっとも多かったのは伊豆七島、とくに八丈島の人である。小 ...

■日本語は南島語?「日本語の文法は韓国語に近く、単語や文字は中国語の影響を受けている。しかし日本語の基本語彙には謎が多く、まったく系統の異なる、南島語の伝統を基層にもっていた可能性がある。国立民族学博物館の崎山理の行った縄文語の復元推定には、南島語がモデ ...

With2ブログランキングへ漁師の世界には、機材・ソナー発達で、今ではあまり使われなくなったがヤマアテという鳥山(漁場)を知る方法があった。以前、森付き保安林について書いたが、古墳にもそういう海からの目印となるものがあった。それはだいたい背後にまったく平 ...

With2ブログランキングへ孔子の『論語』には、孔子が世情に悲観し、筏に乗って東方にでも逃げ出したいと言ったとある。「子曰わく、道行なわれず、桴(いかだ)に乗りて海に浮かばん。我に従わん者は、其(そ)れ由(ゆう)なるか。子路(しろ)これを聞きて喜ぶ。子曰 ...

With2ブログランキングへ北方からの道はステップロードである。これには騎馬民族だったスキタイから匈奴、そしてモンゴルからツングースへと受け継がれる系譜があり、血脈に乗って文化風習もやってきたと考えてよかろう。遺伝子学ではバイカル湖から先史時代に凍ったオ ...

■北欧編ドイツ・スイス・オーストリア・ブルガリアなど、北欧の山村に点々と残る追儺行事である冬至祭、新春祭、夏至祭。精霊は来訪者であり、穀霊であり、祖霊である。必ずワラでできた衣装と仮面をかぶる。これらはもともとここにあった民間の原始迎精霊儀式。それがロー ...

With2ブログランキングへ○『捜神後記』から(志怪奇譚、怪奇小説『捜神記』の続編)■桃源郷 晋の太元年間(376~396)のことである。 武陵(現湖南省)に一人の漁師が、ある日、舟で谷川をさかのぼった。どこまで来た頃だろうか、ふと気がつくと辺りに桃の林が広が ...

富山和子  以前、君島さんは「中国の浦島は日本とずいぶんと違っている」とおっしゃったと思うのですが、まずはその辺りからからお話いただけますか。 君島久子  両方あります。日本の浦島とよく似ている方は、洞庭湖(注8)のほとりの伝承なの ですが、ある漁夫が、嵐の ...

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