しばらく法事やら雑事で忙殺されて久々の記事である。蘇我林大郎(太郎)は蘇我入鹿の別名。古代氏姓(うじ・かばね)制度によった書き方である。氏姓制度では、貴族・武家はこれに従って名のるのを旨とした。読みは「そがの・はやしの・たろう・いるか」。つまり「りんたろう」 ...
カテゴリ:地形・地理・地学・地質・地名由来・災害・天災・原発・地球・宇宙 > 地名分析
地名由来 佐賀と嵯峨野・葛野、滋賀と志賀島
さがは逆流する川を意味する「逆川」に由来する?佐賀県の地名由来 | 全国地名大辞典 (chimei-jiten.com)佐賀県の「さが」は「逆」で往古の佐嘉(現・嘉瀬川)が逆流する川だったことからだと言う。 嵯峨野は険しい由来。嵯峨野 - Wikipedia京都市の嵯峨野はもともとは葛野( ...
あくつ、あくと地名由来 地形地名、災害地名とは
あくつ阿久津、圷、安久津、明津など表記は様々。あくと阿久戸、肥土、安久戸などこれも表記は様々。あくた、あくたがわなども含めてこれらは地形地名である。窪地、低地、低湿地を表す地名。言い換えると窪んだ原因には大地震、地盤沈下などの過去の事故があった地名である ...
山口県阿武町と花崗岩
阿武地名由来一説では「あぶない」からきた、災害地地名という説もあるが。「ちょっと意外な話だが・・・。外国語である可能性がある。 Abu「アブ」とは何か?語源、由来。アブ石で検索すると・・・。エジプトでは花崗岩をアブ石と呼ぶ。アブとは「洗練された」という意味 ...
日高・日鷹・日十・吉士
再掲載●吉士(きし)とは何か?「古代朝鮮において「王」・「首長」を意味する称号「於羅瑕」(「鞬吉支」)が渡来人の称号として日本で用いられ、やがてそれが姓となり、また氏ともなったらしい。本居宣長の『古事記伝』によると、新羅の17等の京位(中央役人の官位)中の14 ...
藤原と葛原の「葛藤」・桓武平氏・葛原親王・堂上氏・北条氏
桓武平氏の祖という葛原(かずらわら)親王という人がいた。母親は多治比氏の人だが、桓武の正妻が藤原氏だったので、藤原と名乗りたいところをはばかって葛原とした。これはのちの堂上氏だそうである。葛原親王 - Wikipedia子孫には歌人の周防内侍がいる。さて藤原と葛原はほ ...
鞠智 狗古智 かこち 菊池 キクチは窪地・盆地
倭人伝に書かれた「くこちひく」だが、依然ここに「くこち」は窪地だろうと書いたような気がする。「くぐち」は「くぐる土地」で「くぐる」は「潜る」だから窪んだ土地つまり盆地。熊本県菊池市は菊池盆地にある。だからくくち、きくち、くこちなどは盆地・窪地だろうと想定 ...
坂の上の大坂・大阪表記変遷史・坂もないのにはぜ「おおさか」?
●「おおさか」地名の由来分析なぜ坂が少ないのに「おおさか」?その理由は簡単。丘を削って谷を埋めたから。その理由は大阪が昔は海だったから。1縄文海進の時代は大阪市は海の中。2干上がってそれが湿地帯に。3生駒の山地と上町台地だけが陸地だったのを、あとの時代に ...
地名「くくち」・菊池はくぼ地。地溝帯地名久々知・鞠智、海女地名ククリ、菊理
尼崎市に久々知須佐男神社があり、中世は久々智氏が住んだと由来にある。菊池家文書館~久々知須佐之男神社 (itscom.net)しかしKawakatuの地名の法則では、氏族からついた地名はちょっと考えづらいというのが持論。もし氏族からついた地名なら、その氏族が出てきたところの地 ...
大島、大八嶋と紀氏と神武と天武と蘇我氏と柿本氏全ての謎が見えてくる地名
大島と言えばよく知られているのは伊豆大島、奄美大島だろうか。それ以外にもおおしまはたくさんある。「おおしま」は単なる大きな嶋で、その地域で一番大きいので大島なのだから。https://uub.jp/arc/arc293.htmlこのサイトで「おおしま」と名前がついている場所を探したら ...