民族学伝承ひろいあげ辞典

文献・科学・考古学・遺伝子学・環境学・言語学・人類学・民俗学・民族学 あらゆるヒントを総合し、最新用語を解説、独自に解釈してわかりやすく説明します。 誰も書かない、目から鱗、鼻から牛乳、目から火花、頭の先からぴかっと電球

カテゴリ:理化学・化学・遺伝子学(DNA)分析史学 > 人類起源

PEG10・11 「マウスにおいて胎盤形成に必須であるPEG10遺伝子は、LTR型レトロトランスポゾンの一種であるSushi-ichiと相同性を有する。したがって、PEG10はレトロトランスポゾンとしてゲノムに挿入された後、進化の過程で胎盤形成に関わる現在の機能を獲得したと考えられる ...

現生人類は現在、ホモ・サピエンス・サピエンスしかいないことになっている。で、その中で最新の世代をクリガン=リードなどが「人新世 じんしんせい」と呼んでいる。さっき生まれた世代、最新世代という意味で使うが、これではサピエンスの次世代人類にはならない。せいぜ ...

鹿児島県種子島の西之表(にしのおもて)市内で勾玉のようなJ型石器が出たそうな。その年代はそれまでの最古石器を2000年も遡るそうな。 「市内で8日開かれた記者会見で、同志社大の水ノ江和同教授(考古学)は「南九州での石製品出土例は全国でも突出して多いが、種子島でこ ...

にほんブログ村「人間の社会は歴史的にもほぼ一夫一妻。でも体格面からみると一夫多妻なのです」一夫一妻の動物はたいてい雄と雌の体格差がほとんどない。典型例はテナガザルだ。一方、一夫多妻の動物は体格差が大きい。例えばゴリラの雄は、体重が雌の2倍以上もある。「人間 ...

にほんブログ村坂口菊恵だったか黒岩麻里だったか忘れた。BSプレミアムで放映されているシリーズ「ヒューマニエンス~40億年のたくらみ」織田裕二MCの「オトコとオンナ”性”のゆらぎのミステリー」とかいう一連の人類の謎解き番組の中で、そういうニュアンスの発言があった ...

アニメの名前ではない。一万年前にアメリカ大陸に移住した、最初のアジア=東ユーラシア人の人骨につけられた名前。ナショジオから画像編集「メキシコにある水中洞窟の底で、12,000年以上前の少女の骨が発見された。DNA解析等から、アジアから渡ってきた古代人の子孫と推定さ ...

人類拡散ルートネアンデルタール人とデ二ソワ人の遺伝子的隔りアジア人と直結するデ二ソワ人ゲノム遺伝子デ二ソワ人はロシア北中部のデ二ソワ洞窟で発見された旧人。この洞窟にはネアンデルタール人の骨も同居しており、遺伝子的にも両者は混血があったと考えられる。さらに ...

日本人起源について、過去最も受け入れられてきた仮説は「二重構造説」だということは誰もがご存じだろう。しかしこの説には形質人類学、骨相学などからの古い仮説と、最新核ゲノム分析による新しい二重構造仮説とで、かなりの違いがある。埴原和郎らが唱えた二重構造モデル ...

このことはかなり前にすでに書いたことだが、あらためて、人種とは言わず、今は人類学などでは「人」「民族」が使われる。黒人はネグロイドではなく「アフリカ人」、白人は「西ユーラシア人」、モンゴロイドは「東ユーラシア人」と使う。また縄文人は縄文時代人、弥生人は弥 ...

にほんブログ村ぽちっとよろしく!!内在性レトロウイルスというものがある。哺乳類の胎盤形成に関わったのがレトロトランスポゾンという可動因子だ。この因子が、あるとき、突然爬虫類?のなにがしかに寄生したとき、動物は胎盤で子孫を作るようになれた。だから爬虫類はネ ...

↑このページのトップヘ