姶良(あいら)カルデラと鬼界(きかい)カルデラは、鹿児島湾・薩摩硫黄島周辺に位置する巨大海底火山であり、ひとたび活動すれば九州全域から日本列島全域に及ぶ破局的災害(火砕流・降灰)をもたらす高い危険性がある。約3万年前(姶良)や約7300年前(鬼界)に大噴火の記録があり、再噴火の可能性も懸念されている。
- 九州の分裂: このマントルの流れが、地下に沈み込むフィリピン海プレートを押すことで、上盤である九州の地殻を引き延ばしています。これにより、長崎県島原半島から大分県別府湾にかけての別府―島原地溝帯(裂け目)が形成され、九州が南北に分断される現象が進んでいます。
- 日本海形成の再来: このプロセスは、日本列島がアジア大陸から分離した際と同じ過程であり、「九州の分裂」として注目されています。
2. 長崎周辺の地質・火山活動
北松浦玄武岩類: 約900万〜600万年前から北西九州(佐世保市周辺)で始まった活動は、このマントル上昇に関連するプレート内玄武岩であり、佐世保市北部がそのプルームの中心部と推定されています。
福江火山群: 五島列島の福江火山群も、このマントル上昇流に関連して形成された活火山です。
雲仙火山: 雲仙断層群の北部は、マントルからの熱的な流体上昇が火山活動に寄与している可能性が指摘されています。
3. 特異な地殻熱構造
温泉・地熱: 上昇した熱いマントル物質が地殻下部に熱を供給しているため、このエリアは地熱活動が活発で、温泉も非常に多いです。
長崎県周辺は、単なるフィリピン海プレートの沈み込みだけでなく、より深部からのマントル上昇の影響を強く受け、地殻が引き裂かれ、マグマが形成されやすい状況にあります。
情報源: 巽好幸氏(地震・火山研究)、東北大学、産業技術総合研究所(産総研)などの研究成果に基づく。
姶良カルデラ・喜界カルデラの危険性

姶良(あいら)カルデラと鬼界(きかい)カルデラは、鹿児島湾・薩摩硫黄島周辺に位置する巨大海底火山であり、ひとたび活動すれば九州全域から日本列島全域に及ぶ破局的災害(火砕流・降灰)をもたらす高い危険性がある。約3万年前(姶良)や約7300年前(鬼界)に大噴火の記録があり、再噴火の可能性も懸念されている。
姶良カルデラ(鹿児島湾奥部)の危険性
過去の規模: 約2万9000年前に大噴火(約3万年前)を起こし、火砕流が半径70キロ以上を覆い、南九州の縄文人を壊滅させたとされる。
被害想定: 噴火の噴出物量は想定の1.5倍(VEI8近辺)にも達し、火砕流が半径100キロ(川内原発付近まで)に達する可能性が指摘されている。
火山灰被害: 火山灰は偏西風で広範囲(関東・東北)まで到達し、ガラス質で呼吸器への健康被害(珪肺)や、呼吸器・心不全を引き起こす恐れがある。
鬼界カルデラ(薩摩硫黄島周辺)の危険性
活動状況: 7300年前の「幸屋火砕流」の爆発は有名で、南九州の文明を壊滅させた。
現状: 薩摩硫黄島は活火山であり、海底のマグマ溜まりが常に監視されている。
今後の脅威: 過去12万年間に11回の超巨大噴火を発生させており、今後100年間の噴火確率は約1%と、巨大災害としては差し迫った危険性が専門家により指摘されている。
巨大カルデラ噴火が発生した場合、火砕流は最大で100メートル近く堆積し、鹿児島市周辺や周辺の原発にも甚大な影響を与え、日本社会全体に壊滅的な打撃をもたらす可能性がある。
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大地が鳴動するから金属が生まれ、金属や化石燃料を人類が利用するから生活は安定し、人類は繁栄できた。災害と言っているのは人類だけで、それは実は地球が貴金属類を生み出すチャンスなのであり、それを利用する人類にとってもチャンスを生む材料になる。災害と繁栄が実は手のひらの裏表だったことは歴史のきっかけだ。
大災害をチャンスにできれば人類は生き残れるのだ。

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