ワールドにちょっと付け加えて・・・。


T字路s 「泪橋」(2010.11.18 O-WEST)



お久しぶり。
約ひと月、まるっと何も書かない日々を過ごさせていただいた。
書こうと思ったきっかけは、昨夜かかってきた「留守確電話」。
つまり家の人がいるかどうかを確認するための盗人の確認電話。
長いことネットを休むとだいたい掛けてくる。
生きてるかどうかの確認もあるか?
一番多いのは年金振込日。諸氏ご注意を。
対応は番号ブロックと役所への報告。


さて、自分のことはさておいて料理画像もたまりにたまったし、この曲の解説をしながらそれも貼っていこう。

2月14日から始めねばならない。バレンタインデーにすき焼きを食った。

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泪橋
伊東妙子作詞・曲
霧の夜明けを抜けて 目指す地は※サリバン、ベセル
大袈裟に吹く風 心はいつも自由だ世界は回り出す
降り続いた雨の後 朱に染まった空と我
渡りきることのない 泪橋 いざ振り向かず進め
気付けば今であり いつでもなく今であった
顔上げれば訳もなく心は確だ
 
風は吹くだろう 心は流れさまようだろう
どこに居ても道はあるだろう
雨も降るだろう 心は戸を閉ざし腐るだろう
※橋の上にも明日は来るだろう
 
乾いた風を切って 目指す地はサリバン、ベセル
土煙あげゆく ※ディーゼルマシン 加速度を増してく
通り過ぎた街の灯は 喜びも悲しみも
全てを照らし出し遠ざかる 素晴らしき旅の色よ
 
風は吹くだろう 心は流れさまようだろう
どこに居ても道はあるだろう
雨も降るだろう 心は戸を閉ざし腐るだろう
橋の上にも明日は来るだろう

注釈・歌詞の意味
※泪橋 
泪橋(なみだばし)は、東京都山谷(さんや・ドヤ街だった)にあった橋の名称である。荒川区と品川区に一ヶ所ずつの計二ヶ所あった。いずれも近隣の江戸時代の刑場に深い関連があるとされる。

山谷地区の真ん中に、明治通りと吉野通りが交わるところが「泪橋」交叉点である。
その昔、この地には「泪橋」という橋が架かっていた。
ちばてつや氏の漫画「あしたのジョー」で、主人公の矢吹ジョーが通うボクシングジム「丹下ジム」があったのは、この「泪橋」の下という設定である(もちろん架空である)。

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その他
『泪橋』(なみだばし)は、村松友視の小説。またそれを原作とした黒木和雄監督の日本映画。Wiki



ようするに泪橋は刑場へ向かうものたちが渡った橋であり、現代はその場所はドヤ街である山谷になっていると言う歴史があるってこと。ただし作曲者の伊東はそこまで深くは考えずに、「あしたのジョー」でおっさんが住んでた山谷ドヤ街のイメージで歌詞を書いたようだ。Kawakatuとしては刑場やドヤ街のほうに重きを置く民俗学的な面白さからこの記事を書いてみた。


伊東妙子自身の解説
──「泪橋」というのは、もともとは江戸時代に実際にあった「処刑場」に行くまでの橋のことですよね?

伊東:そうですね。全国に何箇所かあるらしいんですね。ただ、私としては「明日のジョー」に出てくる泪橋をイメージしていて、それが曲としてのきっかけだったんです。でも、あらためて調べてみて「あぁ、そういう意味もあるんだ」って。


Kawakau言葉の解説
※ニューヨーク州サリバン郡べセル ウッドストックコンサート開催地
※ディーゼルマシンは四駆の車か?アメリカっぽい?いや彼女はディーゼルアンからもう抜けて結婚を匂わせたのかな?旅立ちの歌となるのでそれだろう。
※橋の上、丹下のおっさんは泪橋の橋の下に住んでいた。いずれにせよ刑場へ向かう「あの世世界」への橋を罪人たちは涙しながら渡ったわけで、だから各地の古くは刑場だった場所に泪橋があることになろうか?橋の下に住むのはだいたいが罪びとや差別されたものどもだったもとが歴史だと言えよう。


※伊東妙子はT字路s以前はDIESEL ANNと言うバンドをやっており泪橋は当時の楽曲。それをT字路sファーストアルバムの一曲目に選んだのは彼女自身の再活動への意欲を感じる曲だと言える。
DIESEL ANN「泪橋」

T字路s - Wikipedia



ま、こんなとこかな。



14日は金が入ったからお昼に寿司くっちまった、熱燗で。

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ちゃんと生きてるからね。

一日休むと書こうと言う意欲がなくなるだけさ。
復活にはそれなりに時間がかかる。
歳なのさ。


じゃあこのあとドジャース見るからまたね。
今日は日本人三人が出てくるらしいぜ。


この記事は復活記事としては濃い記事になったので民族学伝承ひろいあげ辞典にも掲載します。

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