記念日商法に弱い日本人
一説によればだが・・・こちらのサイトにはいろんな記念日商法の始まりについてこう書いてある。
「バレンタインデーに恋人にチョコレートを贈り、クリスマスにチキンを食べ、土用の丑の日に鰻を食する…これらはどれも日本独特の風習ですが、いずれも企業側が消費者に仕掛けたものです。「記念日商法」といってもいいでしょう。
バレンタインチョコレートは1958年に東京都内のデパートで開かれたセールでチョコレート業者が行ったキャンペーンが始まりと言われています。クリスマスに七面鳥の代わりにフライドチキンを食べるようにキャンペーンを張ったのは1974年のケンタッキーフライドチキンです。(出典:ケンタッキーフライドチキンHP)
土用の丑の日に鰻を食するようになったのは、江戸中期の発明家・平賀源内の発案で、夏に売れない鰻を売るために、鰻屋が店頭に「本日丑の日」の張り紙を貼ったところ繁盛したことが由来と言われています。「記念日商法」は江戸時代にさかのぼるのですね。
セブン‐イレブンが仕掛けた恵方巻
そして、近年になって急速に普及したのが、節分に食べる「恵方巻」です。節分に太巻きを食べるルーツは江戸時代と言われていますが、大正初期から昭和初期にかけては確かに存在し、大阪の一部地域で風習化されていました。
しかしそれが「恵方巻」というネーミングで全国に知られるようになったのは、1998年のセブン‐イレブンによる全国展開によるものです。セブン‐イレブンでの大ヒットに注目し、2000年代にはコンビニやスーパーマーケットの各チェーンが追従し、ブームとなりました。」
まずもって日本人は(いや人はみな)お金を使いたいものだということだ。
自分で買い物をするとわかるが、買った後に幸せホルモンが出てるってことだ。
満足感に包まれたい・・・そういう欲望は必ず科学的にはなんらかのホルモンが関与する。そしてそのためにはだまされてもいいホルモンすら分泌されるようなのだ。
幸せホルモンってナニ?
「いわゆる“幸せホルモン”にはドーパミン、セロトニン、オキシトシン、β(ベータ)-エンドルフィンの4種類があ」る。
脳を覚醒させ、生産性の向上や達成感をもたらすと言われるドーパミン。
脳を覚醒させ、生産性の向上や達成感をもたらすと言われるドーパミン。
睡眠に深く関わるメラトニンの前駆物質であるセロトニン
脳内モルヒネとも言われ、血圧にも深くかかわり、脳内で働く神経伝達物質の一種で、高揚や鎮痛、抗ストレス作用を担うβ-エンドルフィン
この四つが最新の四大幸せホルモンだ。
「幸せホルモン(幸福物質)4つ」ドーパミン・セロトニン・オキシトシン・βエンドルフィンとは? - 国立消化器・内視鏡クリニック
この中でエンドルフィンは脳を麻痺させ、我慢強くする力があり、氷河期を乗り越えるときに非常に効果があっただろうと思われる。
オキシトシンは出産時メスに多く出てくる母性ホルモンで、外敵やオスが近づくと激しく分泌されて正反対に暴力性を生み出すホルモン。子供ができる前は男性や他人を優しく包み込むという矛盾に満ちた成分だ。
ここにない成分には脳の活動を活発にするアラキドン酸が分泌する、アナンダマイド(アナンダミド)という肉が持つ幸福ホルモンもある。
これは熟睡をもたらし、過激な環境を乗り越えやすくし、しかも脳を発達させる成分を持つ。
こうしたホルモンのおかげで人類は氷期を生き残ったと考えられ、今もその残存を持ち続けている。
みんなが持ってるから私も欲しい・・・買い物するとすっきりする・・・みんながするから同じことがしたい・・・やさしくしたい・・・こうした感情はみなこれらのホルモンに私たちが左右されているからなのだ。
チョコを買ったり、作ったりして、男性に何かしてあげ、満足したい・・・もちろんそれも幸せホルモンがなせる業だ。
そして驚くべきことは、こういうホルモンが生まれてくる根本的原因には、ウイルス感染があったというのだ。例えば動物細胞に感染した有名なウイルスにミトコンドリアがあり、植物には光合成を促す葉緑体がる。どちらも後天的に細胞に入り込んだ外部ウイルスである。
また爬虫類から哺乳類へ進化するときにも、胎内に胎盤や広い骨盤を生み出すウイルスが寄生したと言われている。
哺乳類の胎盤形成にはウイルスが関与しており、その遺伝子は順次置き換わることができる
こうしてわかることは、あらゆる生物の欲求はウイルスに左右されてきたということである。
コロナウイルスに感染したことで、人類には何かしらの新たな進化のきっかけが始まっていると言えるのだ。ありとあらゆる「悪いもの」「黴菌」「細菌」とされるネガティブな感染が、実は長い目で見つと進化のきっかけだと言えるのである。
チョコをあげたい、恵方巻を食べたい、うなぎが土用に食いたい・・・所詮宣伝の伝染ではあるが、その心的な伝染を生み出すのはウイルスなのだってことなのさ。
ウイルスをあまり怖がらないことこそが私たちを進化へ導くと知るべし。
ウイルスを怖がる奴は進化から遅れるよ。
とにかく、流行に飛びつく性格は欧米やアフリカ人よりアジア人の方が断然強く、その理由はアフリカから長い距離を歩いた結果なんじゃないかと思うわけである。特に東アジア人は寒冷地を誰よりも長く歩いた民族だと。当然、寒さに強くなり、我慢強くなり、そのためには幸せホルモンがとても必要だった。=増えた。だから幸せ願望も強く、他者から離れたくない=真似したい。
これって大群で動く草食動物に似ている。群れからはぐれると野獣に食われたヌーの経験に似てるんだよ。たくさん食われたんだろうなあ、ご先祖様。おかげさまです。ありがたや。



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