
「いけにえとして人身を神に供えること。そのいけにえとなる人。 比喩的に、他人の欲望を満たすために犠牲となる人。」
無論大昔の迷信から始まる「生贄の献上」行為である。
しかも相手は神であることが前提で、地域によっては生娘(性行為をしていない処女)が供物を運ぶと言いつつ、実は娘そのものまで生贄であったという祭事があったりした。
この際、生娘はみずからご神前で命を絶って「にえ」になっていたという。実に凄惨な儀式であった。
まさか近代以後、そのようなことはあるまいと思ったら大間違いで、つい先日も、力のあるタレントにテレビ局が人身御供を提供していた・・・それもそれが自社女子社員であり、タレントはあさましくも、時代劇の悪代官のように、女たちをいただいてケロッとテレビに出ていたという、これはもう民事では終われぬような事態がニュースになったりした。
この問題が、当該会社内の女性からの批判が少ないのがこうした事件の困ったところだろう。いわゆる「ちくり」「告発」といった行為に、かえってSNSが痛烈批判をしたりがある。それがどんどん告発側を委縮させ、悪事が存続できる環境を作ってしまう・・・それは悪事への加担と同じなのだと気づかねばなるまい。
しかし、その小さくてかわいかっただろうタレントって、自社の死んだ男色の餌食になりはしなかったんだろうか・・・などとうがった疑念が今後浮かんできたりして?知らんけど。
推理推測に過ぎない。妄想、小説である、役に立たない。
いい年こいてSF書いて生き恥をさらすな!!俺。


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