しばらく記事をさぼっていたら、地震があったりして、ますますやる気を削がれてしまっていた。
おまけにライブドアブログがエッジの更新で表示不可能になるわ、大谷はホームランが打てず満塁で三振するなどドジャースはまるでエンジェルスのように連敗を続けているなど、そりゃまあやる気が失せることばかり。

往生しまっせ。

豊後水道地震は突然起きた。
ぼくは翌朝早朝のドジャースを見ようと、その夜は11時に寝室に向かい、ふとんの横に立ったまま着替えの最中だった。

突如ゆれはじめた。
長い。いつもと違う大きな地震だとすぐ理解したが、ゆれがいつまでもやまず、やんだと思い布団に入るとまた小さな揺れが二度起きた。

おかげで眠気も何もふっとんでしまい、眼が冴える。眠るどころじゃない。
で、気象庁にアクセスして、震源地はどこか、余震は震源地でどれくらい続いているかなど確かめ始めた。

ぼくの居住地は震源地の四国側豊後水道に対面する位置にあり、やや内陸にあるため、震度は4程度だったからたいしたことも起きないで済んだが、四国は震度6弱~5あって、ニュースでは住民がかなりなショックを感じているようだった。四国は九州に比べて地震が少ないからだろう。慣れてないからきっと飛び上がるほど驚いたに違いない。

何度かブログにも書いたが、震度5くらいまでは家に異常はあまり起きない。それが6になると5の100倍のマグニチュードになるため、屋根瓦が落ちたり、古い家屋やビルでは倒壊もありうるのだ。
震度がひとつ違うだけで影響が全然違う。6弱なら瓦が落ちた家もあったかも知れないし、室内ではたんすや食器が動いたはずだ。

ぼくは揺られながらまず「伊方原発はどうなっているか」が気になっていた。ラジオのニュースでは異常なしと言っているが、原発の異常は電力会社は隠そうとする傾向があるので、あまり信用はできずにいた。なにいしろ伊方は日本で唯一、内海に面した原発だから、万一漏洩など起こると、瀬戸内海はとんでもない被害を受けることになる。

実は西日本のスーパーなどにある魚屋の売り場に並ぶ魚介類は、九州だけでなく、半分は瀬戸内のものなのだ。それが汚染されたとなれば、魚屋は、商品がガラガラ状態になりかねないのである。なのに先日、高裁は伊方原発は問題がないと判決を出している。極端かも知れぬが、ぼくはその判事は弾劾すべきだとすら思っている。

その後、ニュースでは、気象庁や専門家はこの地震が、南海トラフ地震に直結する規模のものではないと発表と伝えた。これもぼくは信じていない。たとえ震度8以上と言う規定があっても、今回の地震が文具水道特有のスロースリップの連続の一部であり、日向灘も含めたトラフの引きずり込み作用であることは間違いないことであり、いずれ必ず近未来に来る南海大地震の前触れであることに変わりはないのだ。関係性はないなどとよく言ったもんである。

なにしろ地震学者や知昭町や電力会社や政府は市民のパニックを起こさぬように、たまさか嘘をつく傾向がある。そして東北がそうだったように、あとからあとから原発からの汚水流出などが小出しで伝えられるようにしている。信じる方はいつもバカを見る。

災害に関して国民は常にうその報告を聞かされてきた。信じないに越したことはないのだ。

いずれにせよ宮崎県、大分県南部、高知県の太平洋に面する場所には、トラフ地震は必ず大災害をもたらす。高知海岸部や宮崎海岸部はことに過去の長いスパンで、われわれが知らない時代に、何度も地震と津波にみまわれ、土地の高さが海抜ゼロメートルの場所が多い。高知県は特に広範囲で海岸線が低くなっていて危険極まりないんである。

ぼくは大分市の内陸部の高台にいるので、津波の心配がないのを幸いだと感じて生きているが、台地を切り開いて作られた住宅団地だから、実は地盤は砂岩が多くさほど上部とは言えず、台地のはしっこの断崖部は土石流が怒る危険があるといつも思っている。崖のそばには家を建ててはならないと。当家は中央部でその心配はなさそうだが。

さて、今日からまた少しづついつもの料理と音楽と雑記記事を書き始めようかと思っている。リハビリや通院の用がかなり減って、気候も良く、酒もうまく呑めているから、災害以外はご心配は無用である。

ここ何日かは新物タケノコで食卓には春が来ている。
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次回Kawakatuワールドにタケノコ記事を。