秋はギンナンがおいしい季節。
ギンナンはイチョウの果実の中にある種子。
太古からイチョウは栄えており、それはあの臭いを恐竜が大好きだったからだと言う。
ぎんなんが臭い!ちょっと謎なその理由とは?美味しいけれど毒があるって本当!?(季節・暮らしの話題 2020年11月17日) - 日本気象協会 tenki.jp
黄色く美しい銀杏並木・・・なのに台無しになるあの銀杏の臭い!でも実は恐竜たちの好物だった!? | ガジェット通信 GetNews
・・・まてよ?ってこたあ逆に考えれば、恐竜はああいう酪酸のうんこ臭のするものが大好きだったとなるのだから、つまりそういう食べ物と言うと文字通りうんこや腐った肉だったってことじゃないか?一説にティラノサウルスは死肉をあさって生きていたというのもあるし。T-レックスだっていつもいつもうまいこと狩りが成功したわけじゃないから、そのほうが生き残りの確率が増えるわけだろう。
そういえば肉食動物の多くがよく排泄物の匂いを嗅いだり、あまつさえ口に含んだりする(だから犬猫が嫌いなんだよね、私)のを見かける。恐竜だけじゃなく中生代~新生代の生物の多くがイチョウの果実をたらふく食ってたらしい。

それでイチョウの木は氷河期前まで大繁栄する。
臭いにおいは実はイチョウの生き残り戦術だったのだ。甘い香りやおいしい果実の正反対の裏技で繁栄した。
しかし、ここでまた気になるのは、恐竜たちはあのギンナンの一番うまい種は吐き出さなきゃイチョウの子孫は繁栄しないはずだが、恐竜にとってはたいして硬くもないだろうギンナンの殻で種子は大丈夫なんだろうかということなんだ。
それでイチョウも考えたんだね。実はギンナンに毒を持たせたらしい。あまり大量に食うと食中毒やめまいや幻覚症状が出るらしい。考えてますなあ。
でないとイチョウは絶滅したかもしれない。
絶滅と言えば、イチョウも恐竜に頼って生きていたから全球凍結で滅びかかった時代があるそうだ。しかしかろうじて、なぜか中国の一種だけが生き残り、今に残存したそうだ。なぜ中国で、どうした工夫がある種だったんだろう?
イチョウのことを調べだすと、それを食べただろう古代人のこともさることながら、イチョウそのものの謎めいた生存戦略が気になって終わりがなくなる。

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