去年トカラギャップについて記事にしたことがある。
トカラギャップ・トカラの法則 終わりなき地震連鎖 : 民族学伝承ひろいあげ辞典 (blog.jp)
今朝、鹿児島沖の諏訪之瀬島で火山が噴火した。
昨夜、タイムリーにNHKドラマの南海トラフものもあった。
「半割れ」南海トラフ巨大地震 もう1つの最悪想定 | NHK | WEB特集 | 気象
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この4月に書いたトカラ列島の群発地震について、年内のこの時期にまた書くとは思っていなかった。しかし、富士五湖、紀伊沖に続いて再び南海トラフが刺激されトカラが揺れ始めた。すでに200回を超える群発地震が四日以上続き、ついに震度5の地震を起こすに及んでいる。ここでもう一度4月の記事に掲載した巽好幸の言葉を読み直そう。
「巨大カルデラ噴火の中で、最もデータが揃っている、2万9000年前に鹿児島湾を作った姶良カルデラ噴火を参考にする。
トカラ列島地震 地盤のズレ プレートの動き影響か 専門家指摘 | 鹿児島のニュース | 南日本新聞 | 373news.com
トカラの法則とは、過去のデータからトカラで群発地震が起こるとその最後の地震後に、必ずどこかで大地震が起きているというもの。具体的データはこのサイトにある。
まず今回は、上記の巽教授記事の図から見ても、やはり揺れの原因はフィリピン海プレートが、東は相模トラフから富士五湖、紀伊では南海トラフへの圧迫、そして今のトカラ列島と、それぞれフィリピン海プレートの広範囲の圧迫のせい揺れているのである。特にトカラだけが長く揺れるのは、そこが火山帯でそもそも不安定な場所だからだろう。よくはわからないが、もしかしてこの場所に小さなトラフに囲まれた浮島のような状態が存在するのかもしれない。
先の南米大地震~山梨富士五湖群発地震~紀伊沖地震が四国から大分県北部へ、そして活動する阿蘇を超えて別府八代構造線から南下する阿蘇火山帯を伝ってトカラへと伝播したのではなさそうだ。しかしどれもフィリピン海プレートのせいであることは同じだ。つまり今後もこのプレートがここを動かすことはまちがいないし、トカラの揺れた後でどこかで揺れてもおかしくはない。というよりも、揺れはいつまでも影響しあうのであり、終わりはないのだろう。またニュージーランドや南米や東北へと、衝突を繰り返すのだ。
まさに終わりなき地震連鎖の中に日本列島は存在する。
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今朝、鹿児島沖の諏訪之瀬島で火山が噴火した。
昨夜、タイムリーにNHKドラマの南海トラフものもあった。
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トカラギャップ・トカラの法則 終わりなき地震連鎖
「巨大カルデラ噴火の中で、最もデータが揃っている、2万9000年前に鹿児島湾を作った姶良カルデラ噴火を参考にする。
数百℃の高温の火砕流は2時間以内に九州のほぼ全域を焼き尽くし、関西では50センチメートル、首都圏は20センチメートル、そして東北地方でも10センチメートルの火山灰が降り積もる。ここで重要なことは、10センチメートル以上の降灰域では、現在のインフラシステム(電気・水道・ガス・交通など)は全てストップすることだ。つまり、この領域に暮らす1億2000万人の日常は破綻する。しかもこの状況下での救援活動は絶望的である。その悲惨な結果は明瞭であろう。
これは日本喪失以外の何物でもない。
ここで述べたことは、決して「脅し」や「煽り」ではない。将来確実に日本列島で起きることを科学的に述べただけだ。だから何も対策を講じなければ、最悪の場合日本という国家、日本人という民族はほぼ消滅する。」
この発言があったのが2017年だからすでにそれから5年近くがたっている。最新情報ではどうだろう?
で。2017/5/11(木) 7:10この発言があったのが2017年だからすでにそれから5年近くがたっている。最新情報ではどうだろう?
2021/12/07 11:30
「トカラ列島近海で頻発している地震について、神戸大学の巽好幸名誉教授(マグマ学)は周辺のプレート運動などの影響でトカラ近海の地盤にずれが生じていることが関係しているとの見方を示す。地下深くのマグマが影響している可能性も否定できないと推測する。
トカラ列島の東では、フィリピン海プレートがユーラシアプレートの下に潜り込み、西では沖縄トラフ(海底盆地)が東西に拡大している。
巽名誉教授によると、この二つの力の相互作用でトカラギャップと呼ばれる水深1キロを超える海峡を形成。相互作用でトカラギャップに沈降を起こす断層ができ、同時に横ずれ断層型の群発地震が発生するとみる。
一方、震源地のトカラ近海は火山帯でもある。火山性地震の震源の深さは10キロ未満とされ、今回の群発地震の震源の深さは約20キロ。ただ、約7300年前に薩摩半島沖の海底火山「鬼界カルデラ」が超巨大噴火したケースもあり、巽名誉教授は「地下20キロに地震を引き起こすマグマの動きがあってもおかしくない」と指摘する。
トカラ近海の群発地震後に日本付近で巨大地震が起こるとうわさされる“トカラの法則”については、「最先端の科学で因果関係は認められない。単なる偶然の可能性が高い」と否定した。」
」
トカラ近海の群発地震後に日本付近で巨大地震が起こるとうわさされる“トカラの法則”については、「最先端の科学で因果関係は認められない。単なる偶然の可能性が高い」と否定した。」
」
十島村悪石島のやすら浜港=2021年4月
トカラ列島地震 地盤のズレ プレートの動き影響か 専門家指摘 | 鹿児島のニュース | 南日本新聞 | 373news.com
トカラの法則とは、過去のデータからトカラで群発地震が起こるとその最後の地震後に、必ずどこかで大地震が起きているというもの。具体的データはこのサイトにある。
まず今回は、上記の巽教授記事の図から見ても、やはり揺れの原因はフィリピン海プレートが、東は相模トラフから富士五湖、紀伊では南海トラフへの圧迫、そして今のトカラ列島と、それぞれフィリピン海プレートの広範囲の圧迫のせい揺れているのである。特にトカラだけが長く揺れるのは、そこが火山帯でそもそも不安定な場所だからだろう。よくはわからないが、もしかしてこの場所に小さなトラフに囲まれた浮島のような状態が存在するのかもしれない。
先の南米大地震~山梨富士五湖群発地震~紀伊沖地震が四国から大分県北部へ、そして活動する阿蘇を超えて別府八代構造線から南下する阿蘇火山帯を伝ってトカラへと伝播したのではなさそうだ。しかしどれもフィリピン海プレートのせいであることは同じだ。つまり今後もこのプレートがここを動かすことはまちがいないし、トカラの揺れた後でどこかで揺れてもおかしくはない。というよりも、揺れはいつまでも影響しあうのであり、終わりはないのだろう。またニュージーランドや南米や東北へと、衝突を繰り返すのだ。
まさに終わりなき地震連鎖の中に日本列島は存在する。
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