土蜘蛛・国樔・井光など

以前ブログでも書きましたが、吉野の井光(いひか)ですが、あれは朱沙採集民だったと思います。井戸の中から出て来たところをやられちゃいますが、おしりに尻尾があったと言います。  ブログでは尻尾とは、犬祖伝説の民族衣装ではないかと書いておきましたが、最近、どうも井戸が竪穴式間歩だとして、尻尾は命綱のロープじゃあないかと思いだしました。  原始的たぬき掘りの坑道は迷路のように複雑なのです。当然、命綱をつけて入っていたのじゃあないかと・・・。 
吉野の井光 - Google 検索

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井氷鹿(いひか)の井戸【1】ここだけは紹介しておきたい!|奈良県 (tukinohikari.jp)

 まあどっちにせよ、国樔の民や土蜘蛛たちは皆、権力者に鉱山開発権利を奪われた民だと思いますから、奪ったのは神武子孫と自称する多氏に違いありません。 
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能・謡曲の怖い話より 「土蜘蛛」 | 砂村隠亡丸の余苦在話-よくあるはなし- (onboumaru.com)

となると丹生氏にしたってやはりそういう土蜘蛛たちを使っていた古い先住氏族の長でしょうから、やはり豊後丹生氏も多氏にやられていると思うわけです。吉野もそうでしょう。熊野もそうでしょう。縄文文化は武器による争いがなかったのですから、朱沙の利用方法が渡来とはまったく異なるはずです。主に祭祀、呪術、お墓の塗料などが使用目的でしょうし、卑弥呼の時代でも鬼道に顔料は使ったと思います。 

ところが渡来の先進の氏族はそれもあるけれど、主として実用に使ったのだと思うのです。つまり鉱業、工業としての「産業資源」なのですから、その使用量も使用の幅もまったく広いわけです。当然、より多くの鉱脈情報がいります。ですから、奈良時代になってまだ丹生氏の名前が出ていたのは、滅ぼされた訳ではなく、帰順、同化したことになるでしょう。  それが奈良期の記述を最期に消えてしまうのは、Scapegoatにされた。奈良の空気汚染、河川汚染の要因が水銀であることに気づいた朝廷から水銀氏族代表として追いやられたのではないか?最大の財閥であった秦氏や多氏は、その金銭的、物的貢献度の高さから見逃されたと思うのです。  結局、ソンをするのは朝廷から見て「異人種」の縄文系氏族だろうと思うのです。 大隅隼人など安曇系海人の中にもそうした氏族が多かったのかと思えるわけです。 ただ、蝦夷や琉球人のように、役職どころかまったく官職に現れない氏族たちがいるわけですから、差別は相当なもので、むしろ宿禰になれた隼人は運がいいのだと思えます。 

力があり、数が多ければやはり朝廷、為政者だって利用価値が高いわけで、こういうことを考えているとやっぱり『チャングム』みたいなどろどろの権力争いがあったのだと理解しやすいのです。^^ その点、今の現実社会とどこが違うのかなと思えてきます。  風土記などを読みますと、必ず、土蜘蛛や賊がいるからやっつけてくれと頼むのは姫なんですね。なんだか女子学級委員長のような「ちくり」の雰囲気があるなと、我々の世代は妙に納得します。あれなんかもチェサングンが大臣にこそこそいいつけているみたいな感じで面白い。 政治家で言うと社民党の委員長みたいな、ちょっとこの人は机の上でものを考えすぎのような?現実味のない、理想家みたいな?おいおい、そんなこと本当にできるのかよ?みたいな姫だったんじゃないか?^^  地理的に半島は日本に比べて、非常に立地が悪いです。だから日本人より、真剣に周囲との軋轢、関係を考えざるを得ない。日本人のいい加減さはあっちの人から見たら相当むかつくはずです。  怒りっぽいということは、非常に神経質になる歴史があった。深刻だった。何度も異民族にやられた歴史があるということですから、日本のような島国はのほほんしまんちゅなわけで、そりゃあいらいらすると思いますね。申し訳ないことです。  だから縄文人なんか見たらついつい征服したくなると思いますな。 カリビアンみたいな若い奴がへろへろ仕事してると頭たたきたくなる中間管理職の気持ちでしょうか?違うか。たとえが悪いかな?  ところが世界はみんな日本をそう見てるんじゃない?   PS。 犬上君のことですが、あれはおそらく豊後の犬祖伝説一族じゃないか。その心は南方系島人?  2006年11月16日

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