※この記事はジャズ初心者向けです。
Night and Day - Oscar Peterson Trio - YouTube
これがナイトアンドデイ。朝ドラJazz喫茶の名前の由来になっただろう名曲です。
Jazzは奏法でして、コード形式ではありません。ブルースには形式がありますが、Jazzには演奏形態はあっても楽譜は選びません。
一拍、出だしを遅らせ、リズム感よくやるだけで、どんな音楽もJazzです。
そしてクラシックと違って(ワルツだけはダンス音楽だから3拍子のリズムがある)リズムがあって、その後のリズム音楽=ポップスすべて(ロック・ダンス・ユーロビート、R&B、ゴスペル、クロスオーバー、フュージョン、レゲエ、ヒップホップ、などなど)の始まりだと言っても構いません。
それは1910年代にニューオーリンズの黒人たちによって始まっています。ルーツは1800年代後半に始まったブルースやラグタイムです。 労働後のいやしに始まります。最初はピアノや管楽器などありません。労働者や奴隷なのですから、そこらへんの農具などを改良した楽器もどきです。ですから本当の当初は声だけだったんでしょう。アフリカ人の心の声からブルースもジャズも始まったはずです。それを今、ブルージーとかいいます。
その奏法の特徴は
1 ブルーノート、これはブルースからです
2 コール&レスポンス=主旋律ろ引用して演者がどんどんアレンジしていく
3 ポリリズム
4 ボーカル付き、これは例外が多いですが、歌詞からスタンダードになります。
5 アドリブ=インプロビゼーション=即興演奏
6 スウィング
特にインプロビゼーションとコール&レスポンスは落語でいう「緊張と緩和」に近い感覚でしょう。
主旋律から始まって、そのあとを各パーツの奏者が、延々とかわるがわる即興演奏していき、最終的にまた主旋律に戻るのがパターン。だから主旋律は緩和状態で手慣れたものですが、アドリブは緊張した時間が続く。それを最後にまた緩和状態に戻して終わるわけです。聴く側にもそこにスリルがあります。
どうなるんだろう?というわくわく感ですね。
演奏者も、主旋律に戻ったとき、心理的安心感があるという声やデータが出ています。
Jazzは基本的にリズム音楽なので楽しいダンス等で受け入れられやすいものでした。それがダンス音楽の近代的なルーツになるでしょう。
スウィング、からキューバン、そしてビバップへと発展してゆき、一方では芸術的儺モダンジャズも生まれます。
Jazzの一番長く愛されているものをstandardといいます。
ナイトアンドデイ、絹の靴下、サテンドール、聖者の行進、イーストオブザサン&ウェストオブザムーン、オンザサニーサイドオブストリート、ミスティ、モアザンユーノー、オールオブミー、青空などなど、多くはミュージカルから出た名曲です。どれも歌詞は他愛のない愛の歌ですが、人生があります。
それらの主旋律をどう奏者や歌手がアドリブで演奏するかが醍醐味です。ここでは歌手も楽器の一つとして聴くことです。
ではこれから随時、トーキン・’バウト・ジャズさせていただきましょう。
Night and Day - Oscar Peterson Trio - YouTube
これがナイトアンドデイ。朝ドラJazz喫茶の名前の由来になっただろう名曲です。
Jazzは奏法でして、コード形式ではありません。ブルースには形式がありますが、Jazzには演奏形態はあっても楽譜は選びません。
一拍、出だしを遅らせ、リズム感よくやるだけで、どんな音楽もJazzです。
そしてクラシックと違って(ワルツだけはダンス音楽だから3拍子のリズムがある)リズムがあって、その後のリズム音楽=ポップスすべて(ロック・ダンス・ユーロビート、R&B、ゴスペル、クロスオーバー、フュージョン、レゲエ、ヒップホップ、などなど)の始まりだと言っても構いません。
それは1910年代にニューオーリンズの黒人たちによって始まっています。ルーツは1800年代後半に始まったブルースやラグタイムです。 労働後のいやしに始まります。最初はピアノや管楽器などありません。労働者や奴隷なのですから、そこらへんの農具などを改良した楽器もどきです。ですから本当の当初は声だけだったんでしょう。アフリカ人の心の声からブルースもジャズも始まったはずです。それを今、ブルージーとかいいます。
その奏法の特徴は
1 ブルーノート、これはブルースからです
2 コール&レスポンス=主旋律ろ引用して演者がどんどんアレンジしていく
3 ポリリズム
4 ボーカル付き、これは例外が多いですが、歌詞からスタンダードになります。
5 アドリブ=インプロビゼーション=即興演奏
6 スウィング
特にインプロビゼーションとコール&レスポンスは落語でいう「緊張と緩和」に近い感覚でしょう。
主旋律から始まって、そのあとを各パーツの奏者が、延々とかわるがわる即興演奏していき、最終的にまた主旋律に戻るのがパターン。だから主旋律は緩和状態で手慣れたものですが、アドリブは緊張した時間が続く。それを最後にまた緩和状態に戻して終わるわけです。聴く側にもそこにスリルがあります。
どうなるんだろう?というわくわく感ですね。
演奏者も、主旋律に戻ったとき、心理的安心感があるという声やデータが出ています。
Jazzは基本的にリズム音楽なので楽しいダンス等で受け入れられやすいものでした。それがダンス音楽の近代的なルーツになるでしょう。
スウィング、からキューバン、そしてビバップへと発展してゆき、一方では芸術的儺モダンジャズも生まれます。
Jazzの一番長く愛されているものをstandardといいます。
ナイトアンドデイ、絹の靴下、サテンドール、聖者の行進、イーストオブザサン&ウェストオブザムーン、オンザサニーサイドオブストリート、ミスティ、モアザンユーノー、オールオブミー、青空などなど、多くはミュージカルから出た名曲です。どれも歌詞は他愛のない愛の歌ですが、人生があります。
それらの主旋律をどう奏者や歌手がアドリブで演奏するかが醍醐味です。ここでは歌手も楽器の一つとして聴くことです。
ではこれから随時、トーキン・’バウト・ジャズさせていただきましょう。
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