民族学伝承ひろいあげ辞典

文献・科学・考古学・遺伝子学・環境学・言語学・人類学・民俗学・民族学 あらゆるヒントを総合し、最新用語を解説、独自に解釈してわかりやすく説明します。 誰も書かない、目から鱗、鼻から牛乳、目から火花、頭の先からぴかっと電球

2012年06月

『日本書紀』大化元年 六月乙卯With2ブログランキングへ皇極四年(六四五)六月乙卯一九・乙卯 天皇・皇祖母尊・皇太子於大槻樹之下召・集羣臣、盟曰告天神・地祇曰「天覆、地載。帝道唯一。而末代澆薄、君臣失序。皇天假手於我、誅・殄暴逆。今共瀝心血。而自今以後 ...

秦氏を研究して見えてきたことは、「氏族」というものの姿だった。それは血縁的な集団ではないのであり、縦型の階級世界だということ。氏を名乗る支配者層がいて、その下に部民がおり、その部民を管理する「おさ」・・・「人」と言う・・・が中間にいる。秦氏ならば、秦氏・ ...

夏休みなので、既存の解読記事をお子様向け・初心者向けにしてみたい。With2ブログランキングへ●ヒントはおおさき・おおさけ各地にある「大崎地名は「おおさけ」でオオカミ、犬、キツネを表す。つまり稲荷信仰の民間伝説地名である。またそれは「大辟」でもあって、秦 ...

ウイグルには今と昔がある。今、中国最西端を新疆ウイグル自治区と呼ぶが、そもそも彼らには自分たちを呼ぶ呼称がなかった。それで西欧の学者の銘銘である「ウイグル」を取り入れた経緯がある。古きウイグル民族ははるかカスピ海周辺にいた民族である。今の新疆には彼らの子 ...

With2ブログランキングへ◆蘇我氏1 武内宿禰子孫(内臣(うちつおみ))の系譜2 その居住地3 蘇我氏系図参考資料 黛 弘道編 『古代を考える 蘇我氏と古代国家』吉川弘文館 2012・・・・・・・・・・・・・・・筆者の考え1 葛城一族の祖・武内宿禰は祖 ...

With2ブログランキングへ「皇学館大学の田中卓教授は、「田中卓著作集2」所収「古代出雲攷:日本国家の成立と諸氏族」で、出雲族の根拠地はかって大和であり、出雲は、出雲族が追われた場所である、とする説を述べている。又、梅原猛氏は集英社刊「神々の流竄(るざん ...

       ◆竹にまつわるお話 ●まずは入りやすい「竹山の神様は女」から始めよう。 「竹細工の先生によると山に入ってはいけない日があるそうです。それは十六夜(イザヨイ=満月の翌日)です。何故かというとその日は山の神様が降りてくる日だからだそうです。 ...

かつて住んでいた京都市南部から綴喜郡・相楽郡を、遠くから眺めつつ、大阪府に住む代行者ダダさんに巡っていただいた。    筒木の「つつき」は筒状の木だから「竹」由来地名であろう。竹が繁茂していたので筒木。それが宮ができてから筒城に変化。その地名を名にし ...

With2ブログランキングへ●黄文画師本実と法隆寺壁画・高松塚・キトラ壁画は同系統 「飛鳥時代、朝鮮半島出身の渡来系絵師集団が数多く活躍していた。日本書紀によると、「黄文画師(きぶみのえし)」と「山背画師」があったという。◆檜隈(前)と渡来人●東漢氏(や ...

With2ブログランキングへ歴史から隠された渤海使と新羅使1 渤海使●渤海国「渤海(ぼっかい、698年[1] - 926年)は、満洲から朝鮮半島北部、現ロシアの沿海地方にかけて、かつて存在した国家。大祚栄により建国され、周囲との交易で栄え、唐からは「海東の盛国」(『 ...

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