民族学伝承ひろいあげ辞典

文献・科学・考古学・遺伝子学・環境学・言語学・人類学・民俗学・民族学 あらゆるヒントを総合し、最新用語を解説、独自に解釈してわかりやすく説明します。 誰も書かない、目から鱗、鼻から牛乳、目から火花、頭の先からぴかっと電球

2010年05月

古代の「たたり」が一般に思われているような、人知では計り知れない妖魔によって起こされると考えたらいけない。たたりには必ず背後に現実の人間が行う「行為」を伴っている。すなわち巫蠱(ふこ)とは人形、カタシロを使って対象を呪うものであるが、その背後には薬物の人 ...

With2ブログランキングへ新刊書「史上最大の伝染病・牛疫:根絶までの四〇〇〇年」http://wwwsoc.nii.ac.jp/jsvs/05_byouki/prion/pf180.html日本獣医学界「目次」第1章 牛疫とはどんな病気か 1.牛のペストとみなされてきた牛疫 2.七〇パーセント以上が死亡する ...

■迹見赤檮(迹見首赤檮) とびの・いちい とみの・いちい首は「おびと」と読む。闕『日本書紀』推古天皇紀 物部守屋の反乱この合戦で迹見赤檮は秦河勝とともに大活躍、守屋を直接弓で射止めたという。いくさのあと、褒章として摂津国の田、一万項(しろ)を賜る。→項= ...

■大夫 だいぶ・たいふ・たゆう・まえつきみWikiでは大夫はこう説明されている。1 大夫(たいふ)とは、中国の周代から春秋戦国時代にかけての身分を表す言葉で領地を持った貴族のことである。 2 大夫(だいぶ、たいふ)は、日本の律令制の長官名の一つ。 3 大夫(た ...

●枕草子 第一五八段 うらやましげなるもの…■清少納言・『枕草子』「うらやましげなるもの」「稲荷に思ひおこしてまうでたるに、中のみやしろのほど、わりなうくるしきを、念じのぼるに、いささか苦しげもなく、おくれて来るとみる者どもの、ただ行きに先立ちてまうづる ...

白鳥伝説歴史紀行その1→http://white.ap.teacup.com/kawakatublog/504.htmlその2 →http://white.ap.teacup.com/kawakatublog/505.html紀行記事へのクリックはあちらで。 ...

With2ブログランキングへ秦氏を例にとって語りたい。古代渡来氏族をひとことで「渡来人」集団とは捉えないことが今後必定。秦氏その内訳は・・・1 朝鮮半島新羅、百済、高句麗系2 呉越江南系3 シルクロード経由遊牧民系4 スキタイ、匈奴系5 北欧系遊牧・商人 ...

With2ブログランキングへ●白鳥伝説と伊奈利伝承■『山城国風土記』逸文・伊奈利(伏見稲荷)の社条「秦氏・中家忌寸(ナカツイエノイミキ)等の遠祖・伊侶具(イログ)は稲や粟などの穀物を積んで豊かに富んでいた。ある時、餅を使って的として弓で射たら、餅は白い鳥 ...

With2ブログランキングへ■桂宮院八角円堂 けいきゅういん・はっかくえんどう「(広隆寺境内)上宮王院太子殿の西、境内西北隅に桂宮院がある。聖徳太子が楓別宮を起こした場所と伝えられ、現在は広隆寺の奥の院にあたる。建長3年(1251)以前の建物で国宝。法隆寺夢殿に ...

With2ブログランキングへ※なぜ伊賀の豪族が壱岐の月神の霊験をわざわざ天皇に報告したのだろうか?一方、対馬の日神は誰が知らせたのだろう?なぜ任那へ調整役として行くのに月の神か?そこには月=日の影の存在としての伊賀の存在感はなかったか?伊賀というところは ...

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