民族学伝承ひろいあげ辞典

脳梗塞男の料理とエッセイ、ときどき爆笑、ときどき不満爆発? 著書『秦氏が祭る神の国・その謎』2005年  1955年大分市生、京都育ち。 脳梗塞、高脂血圧、緑内障、糖尿病と闘病中。

2007年01月

日本の中央構造線ぞいに山師が上がって行き、それが氏族移動に大きなヒントになるのだとしたら、では彼らはどこから列島へやって来たのかも、東アジアの構造線の配置を見ればわかりはしないだろうか? ...

マイブログ『40過ぎてCPかよ!』から転載鉱物学者の高橋正樹氏が書いていることだが、阪神淡路大震災の時、六甲山の花崗岩が自動車くらいのサイズでごろごろといくつも落ちてきた記録があるという ...

「牛のブリスケ(前バラ肉)とスネ肉をミノ、はちす(どちらも胃)などとともに充分煮て取り出し、スープは冷まして脂を取り除く。取り出した肉は繊維にそって裂くか包丁で切り、胃もそぎ切りにする。これを濃い口醤油、みじんにしたネギ、ニンニク、ゴマ油、すりゴマ、胡椒 ...

神仙炉と書く。中央が煙突になった鍋で山海の珍味を煮ながら食べる。言わば日本のシャブシャブのような鍋料理。この調理用具の正式な名称は「ヨルグジャタン」と言う。「悦口子湯」と書く。そのほかジンギスカン鍋のようなものもある。また中央がくぼんだ穴になっていて、帽 ...

味付けした肉を串に刺し、炭火で焼くのを「サンジョッ」という。いわゆるバーベキュー。味付けはゴマ油と醤油。サンジョッの「サン」はそろばんで数える意味から出ている。串刺し状態がそろばんに似ているからである。焼く前の状態が「チャプサンジョッ」で、焼いてから醤油 ...

日本の縄文人は犬を食べない。弥生人は食べる。これは三世紀前後の話。韓国の料理史には朝鮮人の犬食について次のように説明している。かなり苦しい。「李朝時代の崇儒主義(儒教を盲信すること)はつまるところ周への復古主義であった。中国の周~春秋時代には犬肉が多く食 ...

韓国の・・・というよりも料理書は古い時代の記録なので朝鮮語の・・・と言うべきかも知れない。実のところ古朝鮮語というものの記録はほとんど残っていないらしく、上代以前に半島人がどのような言葉を使っていたかはっきりわからないのが実情だ。半島では中国を鏡としすぎ ...

い;飯飯と書いて「いいだやま」「いいとよこうじょ」「はんのうやま」「はんだ」などの造語あり。飯は「かしき」「炊飯」「炊事」・・・すなわち豊かなる神の食事・神撰を指すが、同時に「うまし」「あじ」「よき」などと同じ語源で「素晴らしき産物」飯のつく地名はそこか ...

あ;ありとおし 蟻通しあるいは蟻の戸渡という言葉もある。蟻とは運搬業者であろう。鉱山への通路の隠語だろう。信州信濃の戸隠なども隠れ鉱山だろう。蟻臣・・・葦田宿禰のこと。多氏眷属。 ...

お;おおうじ 多氏百瀬直也氏サイトから引用谷川健一『青銅の神の足跡』の多氏東漢氏派生説谷川健一氏の『青銅の神の足跡』は、本来の専攻は民俗学である氏が古代史に一石を投じた貴重な本だ。様々な点で示唆に富んでおり、読み返す度に新たな発見がある。この本の「青の一 ...

べ;べんがら 紅殻顔料。原料は黄鉄鉱、白鉄鉱、黄銅鉱など。硫酸鉄(黄鉄鉱に含まれる緑礬ろうは。FeSO4・7H2O)や銅緑礬を加工して作る。埴生、埴、朱とも言う。船、家、漆器、埴輪、土器などの彩色に用いる。石室、石棺、遺体の彩色や腐敗防止に用いる。顔に塗る。シ ...

た;たたらたたらの語源はTartar。だったん。中国へタタール人の製鉄方法が伝わったことから、朝鮮から日本へ入ったときそう呼ばれた。露天精錬だった頃の「炉」を指す言葉らしい。なお溶けた金属は「湯」という。湯川などの地名に反映。温泉とは限らない。もっとも鉱山やカ ...

さ;さてつ 砂鉄磁力のない砂鉄もある。たたら製鉄に用いる。記録では1201年の種子島。熊野海岸の砂鉄。出雲斐伊川の砂鉄。生成。新生代第三期の花崗斑岩(熊野御影石)が風化作用で分解され川に流れ出し、海流により運ばれ海岸に集積。(漂砂鉱床)花崗斑岩には鉄鉱石 ...

け;けいそうど 珪藻土二万種に渡る海、川の藻類の死骸が堆積してできた地層。七輪の材料。熱の不良導体。熱の発散を防ぐため、かつては断熱材として金庫、蒸気管などのカバーにも使われた。オパールと同組成。 ...

め;メノウ 瑪瑙宝石。ヤサカニノマガタマ。ヤジリにもなった。岡山県出土の管玉の穴あけに用いた針はメノウ製。日本書紀には「子どもの恐怖心を取り除き、転ぶのを防ぐ」とある。メノウは緑色であるが赤くするには鉄と硝酸をまぜて何日も赤くなるまで加熱し、そこへメノウ ...

み;みずかね 水銀「本草和名」918年 美都加禰 みつかね 伊勢国出土とある。当時は自然水銀が主。古代ローマ アルヘンビーボ(生きた水銀の意)。「身体や五臓の病を治し、魂魄を安んじ気力を益し、眼力を強くする。もののけや邪気の気を移し、長い間服用すれば一神 ...

し;しんしゃ 辰沙硫化水銀。総称して朱(しゅ)あるいは丹(に)と言った。酸化して赤くなるので祭祀、塗料となる。あるいは防腐効果があるため死者に塗ったり、墓の内壁や棺に塗る。再生の色。土器に塗られていたものでは三重県渡会町森添遺跡出土の土器。この辰沙は、研 ...

い;いわみぎんざん 石見銀山通称「ねずみとり」用のヒ素。てきめんの効果があったためその産出地である石見銀山の名をとって「石見銀山ねずみとり」と呼ばれ、「石見銀山を一幅もる」というとヒ素による毒殺を指した。石見銀山は島根県太田市の大森鉱山および近くの笹ヶ谷 ...

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