民族学伝承ひろいあげ辞典

脳梗塞男の料理とエッセイ、ときどき爆笑、ときどき不満爆発? 著書『秦氏が祭る神の国・その謎』2005年  1955年大分市生、京都育ち。 脳梗塞、高脂血圧、緑内障、糖尿病と闘病中。

2006年12月

に;にがわ 仁川兵庫県神戸市仁川はもともと夙部落。水銀をとっていた縄文系氏族がいたところ。近くに夙川地名。高級住宅地。 ...

た;たん 丹丹文字の構成要素。丹は丹井戸の中に水銀があることを形として成立した漢字。丹井(たんせい)とは丹が出る坑道で縦型に掘った間歩穴。丹の字が青などの色彩漢字にも含まれるのは、古代に色観念が単一的だったためと、その源はすべてこn丹の赤を色の基礎とした ...

い;いるか 入鹿丹生の華。「ちはら」の項参照のこと。 ...

あ;あずき 小豆小豆は農作物の小豆によく似た金豆のこと。砂金をまるめて粒にしたお金。豆の小豆ももうかるらしいが、こっちは本物の金。金立。金竜地名は金粒が横訛ったと言える。佐賀県金立遺跡。豊後大野市小豆穴。 ...

か:かなや 金屋 金谷 金丸「かね」は鉱物の総称。きんとは限らない。こうした伝説に尾ひれがついて家康の隠し金なおの噂が流されていった。だから隠し金というのは大概が隠れ鉱山を指すのであって、金が本当にあるわけではない。信じたらバカを見るのがオチ。金屋子神。 ...

し;しおしお地名が海のそばにあるとは限らない。日本の中央部・諏訪でも塩地名はある。新しくは塩が陸揚げされた場所が多く、また古くは藻塩の製造した海岸に多いが、山奥にも多い。塩田とは塩をとるための石垣で覆われたプールであるが、これが山奥にある。その場合、鉱物 ...

ふ;ふじしろ藤はかづら。葛城氏のかづらと同じ。かづらがくずに変化? 藤、桂、葛は良字で成功者だが、くずは簒奪された土蜘蛛。もともと同じ先住民系水銀氏族だろう。運の善し悪しは名前にも影響したか?和歌山県海南市藤白神社。ニギハヤヒを祭る。ゆえに海南市は物部氏 ...

と;とみ富田、とんだ、とびた、富来、富山などは宝来。鉱物が出る場所。同時にニギハヤヒの部下だった鳥見の長髄彦が住んだ場所。奈良県と大阪府の中間にある生駒山系信貴山の裏側。思うに大阪府富田林も飛田ものちに遊郭となっているのは、東京の吉原がかつて水銀による汚 ...

ち;ちはらちはらは血原水銀坑夫、兄宇迦斯が滅ぼされた名張近くの地名。血は赤い朱沙。岡山県血吸川。鬼ヶ城の温羅と吉備津彦が争ったところ。血が流れたという俗説。福井県血浦。「応神記」・・・「鼻毀れし入鹿の魚、既く一浦に依れり。・・・故、号づけて血浦という。今 ...

き;きら 吉良吉良上野之介の吉良は雲母。雲母は大和言葉では「きらら」である。雲母は扁平なガラス扁状に方解する岩石であるが、仙薬となり、仙薬八石のひとつである。吉良の人名は津久見市に多い。セメントの町であるが、阿南氏と並んで鉱物氏族と言える。 ...

お;おがた 緒方 尾形「おがた」緒方氏は宇佐大神氏末裔。大分県豊後大野市、佐伯市、臼杵市、大分市坂ノ市周辺を本拠とする。池見家。宇佐神宮神職で、奈良の大三輪氏末裔の大神比義という人物から宇佐大神氏が出る。宇佐で一時は絶大な権力を持ち、大神田麻呂は東大寺大 ...

あ;あなん 阿南、穴見日本南西部に多い人名、地名。「あなみ」がつづまって「あなん」。表記の古いものに大分県豊後大野市緒方町要神社氏子「穴見」がある。「穴」は坑道であろうか。坑道は山師言葉で「間歩穴」「敷」、砂鉄の淘汰法である「ユリ」過程を「カンナ流し」と ...

今年(2006年)8月の朝日新聞掲載記事より。現代におけるいわゆるボートピープルが用いる船舶がそのまま古代の船と同じだとは言えない。確かに船外機を使用している可能性もある。だが、海流と照 ...

タイトルの記事をHPにアップしました。九州構造線と氏族古墳と水銀鉱床の相関関係。および氏族移動とその後の歴史。http://www.oct-net.ne.jp/~hatahata/shin-ronnsetumokuji.htmlなお先刻アップした「九州の構造線と地層生成」の記事本文もHPに先日アップしたものから切 ...

●九州の構造線九州の構造線は三本平行して北東部~南西部へ斜めに入っている。大分県緒方町が製作した『尾平鉱山史』という貴重な資料があるので、そこから引用したい。九州の火山帯は祖母傾山系がま ...

谷川健一『日本の地名』岩波新書中村修也『偽りの大化改新』講談社現代新書大分県緒方町『尾平鉱山誌』緒方町邦光史郎『鬼の伝説』集英社水谷千秋『謎の豪族 蘇我氏』文藝春秋中村修也『秦氏とカモ氏』臨川選書村尾次郎『桓武天皇』吉川弘文館佐伯有清『殺牛祭神と怨霊思想 ...

きしまだけ阿蘇山中腹に突起する山の名前。同じく肥前国にも同名の山があると神武紀にある。不明。「常陸国風土記」にも茨城県鹿島にこの山があると。あらふれる 杵島が岳を 峻しみと 草採りかねて 妹が手を執る「肥前国風土記」逸文「あらふれる」は鹿島の枕詞であるが ...

ぼ:ぼや赤褐色粗しょうの褐鉄鉱。 ...

に;にこめ黄褐色で緻密な褐鉄鉱。 ...

ふ;フカ充分にスカルンしていない珪灰 石珪化石灰岩フカの骨とも言う。 ...

た;田尾 たお峠のこと(古語)。 主に九州東部で。駄積ヶ峠=だつがたお ...

し;しろめ硫砒鉄鉱または砒鉄鉱。 ...

や;やわかり軟らかい石。軟弱な岩盤。この言葉から「かり」が鉱物であることがわかる。「かる」が鉱物なら「軽皇子」「苅田」「雁股山」なども鉱物に関連する言葉の可能性がある。 ...

と;床屋金属を吹く所。すなわち蹈鞴場。 ...

つ;槌手 つちて槌を持つ方の手、すなわち右手。左手は鏨手と言う。たがねて。 ...

け;警枕 けいちん黄鉄鉱。警枕とはもともとは枕元の目覚まし時計のことで、昔は真鍮製のものが多かった。その色が黄鉄鉱に似ていたためくした隠語が生まれた。 ...

し;鋪 しき坑道のこと。間歩。 ...

あ;あおむぎ緑泥石化作用を受けた花崗斑岩。 ...

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