ま;まかりのおおひねひろくにおしたけかねひ天皇
勾大兄広国押武金日天皇(すめらみこと)と書く。
安閑天皇の和風諱。
とても読むのに安閑としていられそうにない名前のこの天皇の、最後の二文字「金日」から思いついた語呂合わせで、要するに山師が金属の神様と仰いだ天皇。
こうした貴種子孫的伝承は、山師たち工人、部民たちのお得意の手である。単なるだじゃれ。
金峰山などに多い奇妙な民間信仰。
しかしこの諱を繰り返し口に出していると、なんとなく、あつく熱した鉄の棒を必死に押し開いて加工している鍛冶屋=鬼の汗をかいたさまが思い浮かんでくるから不思議。もともと記紀の天皇の諱なども案外こうした連想から作り出したものかも知れない。それにしても・・・着想を代えて読むと、大兄貴がまがったものを引っ張り出して、開いて、押し倒して・・・^^;
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