う;禹余粮 うよりょう
あるいは太一禹余粮 たいいつうよりょう
禹は夏王禹、すなわち会稽山(会稽のどこにあるのかは不明)で禹王が余した薬という意味か。
鳴石などの成分と同じ褐鉄鋼の粉塵で、煎じて呑む仙薬。
正倉院『東大寺献物帳(けんもつちょう)』に『種々薬帳(しゅじゅやくちょう)』があり、その中に記載がある。また実物もある。
現在禹余粮と目されている紫色の粉末が保管されているが、これが鳴石の外側部分だったのか中の黄土だったのかはわからない。どちらが禹余粮で、どちらが太一禹余粮かも不明。
4世紀『抱朴子』に太一禹余粮の記載がある。
三角縁神獣鏡の絵柄、銘文、大きさなどにも関連する不老長生の養生術についての記載で、どうやら飲めば不老不死になると信じられていた妙薬らしい。
このほか禹余粮についても『神農本草教』『本草綱目』にも記載がある。
なお、会稽は中国山東半島南の紹興省の伝説的山。
日本では柳沢淇園(やなぎさわきえん宝暦年間の本草学者)の『独寝(ひとりね)』に詳細。
生駒山に産する禹余粮は禹王=太乙がこれを飲んで余りを捨てたからこの名前があり、固まらずに水のようなものや、鶏の卵ほどのものもある。これを石中黄子(せきちゅうこうし)という。とある。
ようするに仙丹・仙薬のたぐい。実は効かないのだが、古代人は大いに信じ、高値で奪い合ったのだろう。それほど長生きしたかったようだ。
同類記事 鳴石の項参照→http://blogs.yahoo.co.jp/kawakatu_1205/31618005.html
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