唐古・鍵遺跡出土褐鉄鋼容器
サイズはジャンボコロッケくらい
4.5センチ×13,1 厚さ約7センチ
容器そのものを「鳴石(なるいし)」と呼ぶ。
中には、硬玉ヒスイ製勾玉(まがたま)2個と土器片。
推測、仏教で、仏像の中や人形の中に内臓を象った五臓のぬいぐるみを今でも入れる信仰形体があるから、おそらく死者の慰霊のために入れた仏陀の内臓ではなかろうかと個人的に思う。かわかつ
鳴石自体は自然に形成される鉄鋼造形物で、
その中に詰まった土を「黄土」と呼び、薬石として用いる。
この褐鉄鋼容器は黄土をわざわざ取り去って入れ物としたもので全国的に珍しい。
→鉱物鉱脈カテゴリーで禹余粮(うよりょう)の項参照
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