62f20cd6.jpg

 蚩尤(しゆう)


【分類】
 中国神話(Chinese mythology)
【解説】
 中国古伝説時代の黄帝のころの諸侯。「人身・牛蹄・四目・六手」とも「亀足・蛇身」ともいわれる、鬼神。妖怪軍を率いて黄帝と争う。大霧をおこして黄帝を迷わすが、黄帝は指南車を使いこれを打ちまかし、蚩尤は戦に敗れる。兵乱の前兆を示す星を「蚩尤旗」という。後に戦の神として祭られることもあった。

 中国の苗(ミャオ)族の英雄神であり、戦神でる。ただし、それは遥か古い時代の話であり、苗族が漢民族に吸収された後には、ただの怪物へと貶められてしまっている。
 彼の姿は、元は青い体色の、一本足の龍であった。だが、苗族が漢民族に吸収された際、それに抵抗した苗族反乱軍が崇拝していたのが 蚩尤であったため、反乱軍が敗北すると同時に彼も龍という地位を奪われ、牛の怪物とされ、そして次第に人々から忘れ去られて行くのである。
四肢に剣、弓矢などを持ち鎧で武装した牛の姿。それが、黄帝に敗北した彼に新しく与えられた姿である。彼の元の姿は、「山海経」に残されている。
http://www.pandaemonium.net/menu/devil/siyuu.html
http://contest.thinkquest.jp/tqj2000/30256/ethnology/god/chinese/main.html


さて、兵主神については、中国の「史記」封禅書という、書物のなかにみられる8つの神の1つだとはわかりましたが・・・兵主さんの姿は、四肢に剣と弓矢をもって、鎧で武装した牛の姿だと言われています。
また、一説によれば、人の体に牛の蹄、頭には長い2本の角があったとも・・・。

で、「日本の神々」(白水社第4巻)を紐解くと、とってもわかりやすく書かれてありました。
では、ちょこっと長いのですが、引用させていただきます。

「兵主とは、漢の高祖が兵を挙げたとき、蚩尤(しゆう)を祀って勝利を祈ったことに由来する。
兵主神の蚩尤について、貝塚茂樹氏の「神々の誕生」(貝塚茂樹著作集第5巻)で、次のように述べている。
蚩尤は81人、またある伝説によると72人の兄弟の1人で、みな獣の身体で人の言葉を解するという半獣半人の怪物団の1人であった。

秦漢以後の伝説によると、彼の両鬘は逆立ち、剣の切先のように鋭く、頭のまん中には角が生えていた。
これで頭突きをかませるのが彼の得意であったが、角力では誰も相手になるものがなかったという。(中略)

この大家族の生活ぶり、ことにその食生活は一風変わっていた。

世の常の人の食べるような穀物、野菜、魚肉はいっさい何も食べないで、ただ砂と石、ある説によると鉄石をくっていたという。

どんな歯と胃腸とをもった鉄人、いや鉄獣であったのだろうか。
どんな事実をもとにして、こんな荒唐無稽な伝説を語ったのであろうか。

中国の古代の系譜集である「世本」のなかには、「蚩尤が兵 つまり、武器を創造した」と書いてある。

盛んに、新鋭の武器を製造し、その武力によって中国を制覇したともいわれる。

たぶん、この砂を食物としたという伝説は、彼らの部族が砂鉄を材料とし、これを精錬して兵器を鋳造するのを職業にしていたとことを、擬人化したものであろう。・・・とのこと。」
http://www3.kcn.ne.jp/~mamama/nara/temple/anasi-hyouzu-shrine07.htm



饕餮(とうてつ、Tao-tie、拼音:tāotiè)とは、中国神話の怪物。体は牛か羊で、曲がった角、虎の牙、人の爪、人の顔などを持つ。饕餮の「饕」は財産を貪る、「餮」は食物を貪るの意である。何でも食べる猛獣、というイメージから転じて、魔を喰らう、という考えが生まれ、後代には魔除けの意味を持つようになった。一説によると、蚩尤の頭だとされる。



With2ブログランキング  https://blog.with2.net/in.php?686171
ブログ王 <a href="http://www.doramix.com/rank/vote.php?id=32557";><strong>ランキングはこちらをクリック!</strong></a>



傑作クリック→