精霊ニア・タアー
カンボジアのクメール族の信じる去来する精霊。
鳥獣虫魚山川草木に時として来訪し存在したあと、これまたいつかまた去って行く神。
少数民族の神の多くはゴッドであり、妖精であり、悪魔であり、かつ妖怪、幽霊、悪神ともなる。
こうした同時存在、ケースバイケースこそが原初の人類の自然崇拝であり信仰形態だった。
そしてその精霊たちを信じる多くの民族に共通しているのが「焼き畑」だったと佐々木高明は言う。
中にはバイカル湖周辺のオロチョン(ツングース)たちのような騎馬民族もあるが、彼らも結局は原始的焼き畑民あるいは遊牧民である。
焼き畑の火を入れる儀式は、日本も同じであるが、高い樹を一本だけ残したり、長い竹竿を切り取って来て村落の中央に立てて、そこに宿る精霊に「火を入れる=畑を焼く・・・つまり山を焼く」ということの許しを請うのである。
カンボジアのクメール族の信じる去来する精霊。
鳥獣虫魚山川草木に時として来訪し存在したあと、これまたいつかまた去って行く神。
少数民族の神の多くはゴッドであり、妖精であり、悪魔であり、かつ妖怪、幽霊、悪神ともなる。
こうした同時存在、ケースバイケースこそが原初の人類の自然崇拝であり信仰形態だった。
そしてその精霊たちを信じる多くの民族に共通しているのが「焼き畑」だったと佐々木高明は言う。
中にはバイカル湖周辺のオロチョン(ツングース)たちのような騎馬民族もあるが、彼らも結局は原始的焼き畑民あるいは遊牧民である。
焼き畑の火を入れる儀式は、日本も同じであるが、高い樹を一本だけ残したり、長い竹竿を切り取って来て村落の中央に立てて、そこに宿る精霊に「火を入れる=畑を焼く・・・つまり山を焼く」ということの許しを請うのである。
日本の熊本県中央部でも、「初山行事」と言って山から長い椎やカシの一本樹を切り出すことから始まる。そして田に立てて「鍬入れ」をすることで、山の神に許可を願う。そして山の神は季節になると田の神になり、収穫が終わり冬に近づくとまた山に帰って山の神に変化してゆく。ちょうど湖沼の水生昆虫や妖怪カッパがそうであるように、精霊たちは去来したのであった。
ニア・タアーに関しては該当サイトなし。
その他の精霊もほぼ同じ様式の去来神(来訪神)である。
ビルマ族のナット信仰、マレーシアのアニト信仰などなど
ビルマ族のナット信仰、マレーシアのアニト信仰などなど
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精霊ブーメ
中央ネパール、マガール族の精霊信仰。
作物の豊凶や災禍、人の幸不幸を司るマナ的な力を持つ精霊。
シーカ村では八つのブーメが巨石巨木の下に祀られるが、特別なときにはこれらがすべてシャーマンによって呼び集められ、羊やヤギなどを供物にして、その血を注ぎ、肝臓や脾臓で吉凶を占う。精霊の意志を確かめ加護を願う。
この古くからの祭祀を、若者たちが忌み嫌って1960年に一旦取りやめたという。しかしその年は疫病、不作、ヒョウが降るなどの災厄続きで、翌年また復活したという。
ヒョウが降ると災いであるという観念はカトリックにもあるし、かのノストラダムスも叙事詩の中で終末になると卵の大きさのヒョウが降ると予言している。これはヒョウという異常気象そのものがきわめて少ないことでもあり、予言が当たったときはかなりなショックを人々に与えることになる託宣である。
この村のブーメにはバーチとカンチ・バラニというふたりの女神がいることが特徴的。そしてとくに畏れられているのがカンチ・バラニで。彼女は、中国の夏王朝の鉱物的始祖王である夏王禹(う)と同じく片目片足だとされている。http://6126.teacup.com/kawakatu/bbs?M=ORM&CID=22&BD=14&CH=5
これは日本の山の神=鉱物神=女神の概念そのものである。
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精霊ブーメ
中央ネパール、マガール族の精霊信仰。
作物の豊凶や災禍、人の幸不幸を司るマナ的な力を持つ精霊。
シーカ村では八つのブーメが巨石巨木の下に祀られるが、特別なときにはこれらがすべてシャーマンによって呼び集められ、羊やヤギなどを供物にして、その血を注ぎ、肝臓や脾臓で吉凶を占う。精霊の意志を確かめ加護を願う。
この古くからの祭祀を、若者たちが忌み嫌って1960年に一旦取りやめたという。しかしその年は疫病、不作、ヒョウが降るなどの災厄続きで、翌年また復活したという。
ヒョウが降ると災いであるという観念はカトリックにもあるし、かのノストラダムスも叙事詩の中で終末になると卵の大きさのヒョウが降ると予言している。これはヒョウという異常気象そのものがきわめて少ないことでもあり、予言が当たったときはかなりなショックを人々に与えることになる託宣である。
この村のブーメにはバーチとカンチ・バラニというふたりの女神がいることが特徴的。そしてとくに畏れられているのがカンチ・バラニで。彼女は、中国の夏王朝の鉱物的始祖王である夏王禹(う)と同じく片目片足だとされている。http://6126.teacup.com/kawakatu/bbs?M=ORM&CID=22&BD=14&CH=5
これは日本の山の神=鉱物神=女神の概念そのものである。
画像は中臣秘術鹿のふとまにに用いる鹿の肩胛骨にまったく同じ中国江南の鹿骨の鹿朴
下は夏王朝の元となる神農図
下は夏王朝の元となる神農図


コメント
コメント一覧 (2)
その信仰に従がって織り上げている布は素晴らしいものです。
ネパールのマガール族もそうですが、東ネパールのライ・リンブー族
の精霊信仰の色合いが強いようです。
ネパールの山岳地方では、紀元前から住み着いている民族で、
カトマンズ盆地を中心に作り上げたキラティ王国は ネパールの歴史の中でで最も古い王国として 記録されています。
彼らもネパールの中では織物の名手です。
ラオス、ビルマ、インドのビルマ国境周辺、ブータン、シッキム、ネパールなどの少数民族は、どこかで文化的につながっているように思えてきます。
このあたりは、素晴らしい布文化の宝庫です。
kawakatu
が
しました
いつものぞかせていただいております。
情報感謝します!
kawakatu
が
しました