旅に出ていた。
豊前国中央部。
豊前市、吉富町、大平村、中津市、宇佐市、宇佐市院内町、宇佐市安心院町の装飾古墳群を総まくりで集中的に巡ってきた。(詳細紀行と各古墳画像・検証は後日「かわかつワールド」で)
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廻った古墳群は
宇佐市四日市古墳群一鬼手(いちきて)支群および加賀山支群
宇佐市麻生金山北側の観音山横穴墓群、貴船平(きふねびら)の裏山横穴古墳群
宇佐市久々姥(くぐば)円墳・古稲荷山古墳、蛭子ヶ原古墳
宇佐市院内町下余(しもあまり)円墳、水雲(すのり)横穴墓群

中津市上ノ原遺跡、相原山首(おびと)遺跡群
福岡県築上郡吉富町天仲寺(てんちゅうじ)円墳(筑豊最大の円墳)
      大平村大字上唐原(とうばる)百留 百留横穴墓群
      大平村大字下唐原 穴ヶ葉(あながは)古墳群(秦氏首長墓可能性大)

最大の発見は穴ヶ葉古墳群の三基の円墳だ。
案内板にも記入してあったが、ここが秦の部が住民の90パーセントを占める「川辺郡塔里の郷」の可能性があるという。この階段状の台地に並ぶ三基の円墳の中央、1号墳には石室壁面にシャーマンや木の葉などの線刻が刻まれている。残念ながら今回は見えなかった。しかし子持ち器台などの貴重な遺物を持ち、同じ地区内で少し離れた山国川沿線におびただしい数の装飾横穴古墳を控えている。川を挟んで対岸の中津市にはいくつのも方形周溝墓群や横穴群のある上ノ原(うえのはる)地区、相原山地区が。


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穴ヶ葉古墳解説板
穴ヶ葉古墳1号墳
四日市加賀山支群の朱
観音山横穴古墳群(千手観音横)
百留横穴中央横穴の朱の円紋


どの古墳群も推定6~7世紀内のものばかりであるが、周辺に横穴墓群を持っている。
地図にして俯瞰すると、どうやら距離的には離れているが中心は宇佐市麻生であるようである。麻生には金山がある。また耶馬溪などの渓谷を周囲に持ち、英彦山山系の古凝灰岩地層が東西に巨大な帯を作っている。豊前の秦氏の目当てはこれらの鉱脈ではなかっただろうか?
特に耶馬溪の青の洞門という地名から、凝灰岩が含む銅、カルシウム、辰砂、丹、鉄などがかつては存在したのではなかろうか。赤尾、黒川、鬼落ち山などの鉱物を思わせる地名が多かった。

各古墳の詳細は負って徐々に。

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