民俗学者・柳田國男の代表的民話蒐集作品。
そのコレクションの基盤となっているのは『宇治拾遺物語』(中世)、『御伽百物語』(近世)などの拾遺集である。
そのコレクションの基盤となっているのは『宇治拾遺物語』(中世)、『御伽百物語』(近世)などの拾遺集である。
したがって、この作品が柳田がそのほとんどを現地に赴いて村民・佐々木喜善(ささき・きぜん)から蒐集した民話、昔話、恠異譚であるというこれまでの認識はかなり間違った認識と言えることになる。もちろん話のベースに彼の口述がきっかけとしてあることは否定すべくもないが、これをベースにして柳田は前出資料を組み合わせ、かなりの潤色、脚色をほどこした「説話文学」が「遠野物語」であると言える。
参考 小松和彦
遠野の中世から近世にかけての、よそとは異なったムラとしての特殊性の原点にはそこが「金山」のある村であったことが大きく影響している。上郷・六角牛山(ろっこうしやま)などの奥地に金山師、木地師たちが多く住み着いていたことが、民話の題材、妖怪変化の題材、座敷ワラシなどの神霊譚の底辺に存在する。
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コメント
コメント一覧 (6)
kawakatu
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それと、上郷は家内の出身地です♪
それと「六角牛(ろっこし)」と呼んでいます…^^♪
kawakatu
が
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柳田國男は、後に坐折するものの、縄文人の子孫が東北原住民である山人に繋がると考えたようですね。この山人とは実質、金山師なのでしょうか。。。
ところで、谷川健一は、柳田が縄文人と山人の間を生めるものとして、蝦夷に着目できていれば、もっと別な成果を上げられたという意味の記述を何処かで書いていました。民俗学という立場で逸話文学に着目せざるを得なかったのは柳田の不運なんでしょうか。。。ただ、結果的には、蝦夷に着目できても、現代の研究レベルに直接影響を与えたとは思えないのですが。。。
kawakatu
が
しました
ビナヤカさんご来訪とポチに感謝。
かさぶたさん、妖怪の歴史は古いです。
形名さん、久しぶりのコメをありがとう。
遠野は妖怪の棲むところ、
遠野は鉱山あるところ、
遠野し、思ほゆ
kawakatu
が
しました
車に寝泊まりしながら回ったことを思い出します
傑作
kawakatu
が
しました
うらやましい限りです。
kawakatu
が
しました