エンドルフィンを抑制すればよいのです。
 
 
 
すべての事象には科学的理由がある。
原因さえ究明できれば、それを抑制・利用できるようになるのです。
 
 
 
けれど、それがあったからこそ、人類は過酷な氷河期を生きながらえることができました。
サバイバルを幸福に換えるエンドルフィンがあってこそ、ぼくたちは生き残れたことも間違いありません。
 
 
 
右脳が発達したままの人間は、感性が豊かであると言い換えられます。
だから芸術家や音楽家はエンドルフィンによって右脳の感覚がとぎすまされています。
ところがある瞬間、右脳が衰弱すると、その天性の感覚に陰りが生じ、限界を感じ始めます。
その欠落を埋めようとして、多くの芸術家が麻薬の闇に落ちてしまうのは、ケシの実が持つエンドルフィンが欠落を補うからです。しかし、麻薬の右脳活性力は、脳内のエンドルフィンよりも数倍弱い力しか持ちません。
なのに常習性はあります。
 
この常習性こそが、多くの信仰のみなもとでもありました。
やめられないからこそ、人類は民間信仰や迷信も捨てられないのです。
 
 
 
旧石器から縄文、弥生へと引き継がれてきた呪性へのあこがれと常習こそが、神を生み出しました。
その片鱗が、今でも幽霊を見るとか、妄想するとか、超常現象が見えるという病気なのです。
 
 
 
要するに、古代とは麻薬によって突き動かされてきた。
為政者はそれをコントロールしようと躍起になってきたわけです。
そうしないと邪教がはびこり、為政者論理によって成り立つ国家が立ち行かなくなるわけです。
 
 
ぼくたちはそのコントロールに馴致されつくしてしまっています。
洗脳されてしまい、現状が最も正しいのだと思い込まされて生まれてきます。
 
 
 
けれど脳内に巣食うスサノヲは決して消滅しません。
だから人はいまだに争い、安息を求めるという、矛盾した行為を繰り返すのです。
 
 
 
もし脳内麻薬の発生を国家がコントロールできるようになれば、世界中から戦争はなくなることでしょう。
酒におぼれて女性を犯すことも、煙草で早死にすることも、大半の病気も克服できるでしょう。
 
 
 
けれど・・・・
人類の中のスサノヲは決して撲滅することはできないと思えます。
なぜなら、その管理行為こそが、神への冒涜になってしまうからです。
 
まして、幸福感に満ち溢れてしまった脳は、明日を切り開こうとする人類のフロンティア精神の障壁になりかねません。充足した人間に個性や希望はのぞめません。すべてが国家によって管理され、民衆はただの機械になってしまうことでしょう。
 
 
人間には個性がなければなりません。
見比べて、目標とする、対象物が必要です。
それがたったひとつの姿だったとしたら、たとえばアマテラスが絶対唯一神だったとしたなら、この国の繁栄は実はなかったことでしょう。
 
 

Kawakatu’s HP マジカルミステリーコレクション渡来と海人http://www.oct-net.ne.jp/~hatahata/
画像が送れる掲示板http://8912.teacup.com/kawakatu/bbs/
Kawakatu日本史世界史同時代年表http://www.oct-net.ne.jp/~hatahata/nennpyou.html
民族学伝承ひろいあげ辞典http://blogs.yahoo.co.jp/kawakatu_1205/MYBLOG/yblog.html/
Kawakatuワールドなんでも拾い上げ雑記帳http://blogs.yahoo.co.jp/hgnicolboy/MYBLOG/yblog.html/
公開ファイルhttps://box.yahoo.co.jp/guest/viewer?sid=box-l-fvgengtor7cxqhm2yl67btflty-1001&uniqid=1fdad918-856d-4ca3-b548-8fd1cee36ef3#du%3D1fdad918-856d-4ca3-b548-8fd1cee36ef3%26ds%3Dbox-l-fvgengtor7cxqhm2yl67btflty-1001%26tu%3D2f6031c4-8123-4594-9459-b3c41f641e11%26ts%3Dbox-l-fvgengtor7cxqhm2yl67btflty-1001%26vt%3Dpublic%26lf%3Dlist%26ls%3D1%26lm%3D20
ビデオクリップhttp://www.youtube.com/my_videos?o=U