ケルト系民族だったガリア人は、水を聖なるものとして祭殿を建てている。
フランス、オワーズ県のグルネイにあるその遺跡を復元したものがこれ。
これを見て筆者がすぐに思い出したのは、日本の三重県松阪市にある宝塚古墳出土の建造物埴輪。
あるいは同じ導水施設遺構では大阪府にもこのようなものがあった。
日本のは、いずれも湧水を山から引き出して来て作るが、ガリア人のは湧水をそのまま囲ってあるのだろう。
飛鳥には水の祭祀場としてこういう有名なものがある。
古代人は東西で、みな聖なる水を、つまり生命が湧き出す場と感じ取り、そこで水の中に再生し連続するリーインカーネーションを神のわざとしたから祭殿を作ったのである。
それは水が作り出す永遠のしるし=水の斑紋=渦こそがコスモスだと理解したからである。
グルネイでは、祭殿を囲う環濠の中に、一定距離をおいて動物と人間の供儀が行われている。つまり人柱である。こういうところも聖地の結界としての人身御供が東西にあったことを教えてくれる。あの皇居、江戸城の堀の中の人柱を思い出す。

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コメント
コメント一覧 (2)
私の原点コレなんですね。自然石を穿ち、水が溜り流れるところ。最初は鑿だけの手仕事で古代のヒトの苦労味わった。
16ミリの穴10センチ?開けるだけで丸一日かかった。石に穴を開ける石工さんは他の石工さんより貰える昼飯の量がちがったそうです。
エエもんです。
kawakatu
が
しました
その恩恵に現代人はウイスキーと言う形で味わっている様ですよ。
kawakatu
が
しました