民族学伝承ひろいあげ辞典

文献・科学・考古学・遺伝子学・環境学・言語学・人類学・民俗学・民族学 あらゆるヒントを総合し、最新用語を解説、独自に解釈してわかりやすく説明します。 誰も書かない、目から鱗、鼻から牛乳、目から火花、頭の先からぴかっと電球

タグ:蘇我入鹿

しばらく法事やら雑事で忙殺されて久々の記事である。蘇我林大郎(太郎)は蘇我入鹿の別名。古代氏姓(うじ・かばね)制度によった書き方である。氏姓制度では、貴族・武家はこれに従って名のるのを旨とした。読みは「そがの・はやしの・たろう・いるか」。つまり「りんたろう」 ...

坂越(さこし)の大辟(おおさけ)神社や、世阿弥「風姿花伝(花伝書)」には「河勝は祟る鬼」という伝承が記録されている。なぜ河勝は祟るのか?それは河勝が蘇我氏に組した闇の暗殺者で、歴史の闇である障礙神 (しょうぎじん=マハーカーラのごとき宿神=後戸の神=影のフィク ...

秦河勝坂越伝承についての疑義シリーズ。秦河勝(はたのかわかつ)が兵庫県の坂越へ逃げたという伝承が坂越の大辟(おおさけ)神社には存在する。その時代は、蘇我入鹿が実質的王権ともいえるようになるときから一巳の変の間だと言われる。いわゆる「入鹿の乱」を逃れて=避けて ...

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