民族学伝承ひろいあげ辞典

文献・科学・考古学・遺伝子学・環境学・言語学・人類学・民俗学・民族学 あらゆるヒントを総合し、最新用語を解説、独自に解釈してわかりやすく説明します。 誰も書かない、目から鱗、鼻から牛乳、目から火花、頭の先からぴかっと電球

カテゴリ: 異界研究

蘇民とは民間伝承の蘇民将来のこと。『備前国風土記』に記載アリ。岡山県から全国に波及。加賀国(石川県)にある白山比咩(ひめ)神社の神・白山菊理比売(きくり・くくりひめ)などの山岳信仰にまつわって修験者らが広める。白山信仰の一種。白山菊理姫は白山の女神として祭られ ...

天部(あまへ)「てんぶ」と読むとここでは無縁の仏像の種類になる。あまべと呼んでいた地域は京都市。「東山区教業きようぎよう町・巽たつみ町・長光ながみつ町(および崇仁すうじん地区)中世では「あまへ(アマヘ)」(八坂神社文書ほか)、近世には「余部」「余辺」(雑色要 ...

ではもう一度唐本御影にご登場してもらおう。おspらく日本人ならほぼ全員がこれが太子像だと思っているだろうが、実は違いう可能性が高い。まず1 衣装が奈良時代の衣装 太子は飛鳥時代初頭の人なので、これは奈良時代の想像で着せられた衣装か、あるいは別人と考えるし ...

六角精児が教えてくれた大西ユカリねえさん。ハルカロジ - YouTubeカタカナ曲名だから意味がよくわからんかもしれないが、たぶん、歌詞から判ずると「遥か路地」なんだろうと思う。このヒト、大阪ローカルなアングラ歌手って言ってもいいのかな?どすの効いた、見た目もどす ...

食べた、と言っても孟宗竹ではなく、ネマガリタケとかこさんちくのような細いものだろう。これなら自生種だ。孟宗竹が来るのは中国からで、せいぜい平安時代。カワタケのような細い竹は早くから西日本には来ている。しかし東北や関東には移植しなければならず、温暖な土地を ...

飯綱あるいは飯縄飯縄山(いいづな・やま)は長野県戸隠村の山の地名である。飯縄山の名は、その山中にあったと伝えられる「天狗の麦飯」という土中に生ずる一種の菌類からきている。この山で修行する修験者たちは、これを食料としたというが、今は絶滅した。>続きを読むDATA ...

未明から外が荒れ始めた気配だった。これが日中なら青嵐と呼ぶだろう、いわゆるメイ・ストームと英語で言われている強風だ。3月から5月にかけて吹き荒れる風だが、古来は秋冬の変わり目に吹く北西風の穴師(戌亥の風)に対して東風(こち・巽の風)とか言われてきた。北から入 ...

人類が猿人から原人そして新人へと進化しながら東西世界へ広がっていく過程で、さまざまな文化・文明が形になって伝わっていったことは、すでに間違いのない事実であろうと、このごろ筆者は確信しはじめているが、その道程はまさに遺伝子DNAの分岐の道程にリンクしているとも ...

今朝の朝ドラ「らんまん」で、死に瀕している母親(広末涼子)のために万太郎(森優理斗)が探そうとしていた花は、1 なんという名前の花だったのか?2 そして間違えて摘んだ花はなんという花だったか?気になった人もいたことだろう。1の何という花を探していたかについ ...

近年、ソメイヨシノから八重桜の間には若干のインターバルがあるはずのところが、ソメイが散る前から初夏のような気候になるためか、いきなり八重桜まで咲きだす始末とあいなっておる。異常な話だが、花見て一杯やりたい口には喜ばしいことなんだろう。 桜の花びらは、だい ...

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