民族学伝承ひろいあげ辞典

文献・科学・考古学・遺伝子学・環境学・言語学・人類学・民俗学・民族学 あらゆるヒントを総合し、最新用語を解説、独自に解釈してわかりやすく説明します。 誰も書かない、目から鱗、鼻から牛乳、目から火花、頭の先からぴかっと電球

カテゴリ:記紀異説・神話分析 > 磐井の乱と継体大王

●わずか12時間で終わった武寧王陵発掘「--1971年百済第25代武寧(ムリョン)王の墓が約1500年ぶりに発掘されてからちょうど半世紀が流れた。「韓国考古・歴史学を変えた記念碑的事件」「繰り返されてはいけない失敗の鏡」として、同時に照明が当てられた武寧王 ...

にほんブログ村隅田八幡画文帯神獣鏡と共通する模様半円方形帯の変遷中田興吉『「大王」の誕生』より奈良県平林古墳出土画文帯四仏四獣鏡隅田八幡伝世画文帯神獣鏡熊本県江田船山古墳出土画文帯神獣鏡京都府久津川車塚古墳出土画文帯神獣鏡長野県御猿堂古墳出土画文帯四仏四 ...

この問題は以前、朴天秀や福永伸哉の研究を基盤にして、ざっと記事にしている。その被葬者が紀氏、巨勢氏、竺紫(ちくし)物部氏らのものであるという考察も書いておいた。ただし、それはあくまでも記紀記述を整合とする近畿考古学の立場から割り出された結論でもあるので ...

九州独自の阿蘇石製横口式家型石棺は、この時代に西日本各地に採用される。これは筑紫連合と遠隔地有力豪族との親しい交渉を意味する。筑肥の様式の古くは組合せ式の石床・石障や石棚、石屋形を持った形式、新しくはくりぬき式の石棺、そしてなによりも横穴式石室の伝播 ...

今回から6世紀日本の画期となった大事件・筑紫君磐井の乱を考古学から徹底研究してみたい。磐井の乱は、6世紀まで存続したであろう北部九州地縁的連合体を、畿内王家とされている連合体が、朝鮮半島の支配権をめぐって国内で対立した大事件であり、磐井の敗北によって ...

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