Wayne Shorter - Black Orpheus (Manha de Carnival) - YouTube


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モダン・ジャズ - Wikipedia

モダン・ジャズ (Modern Jazz) とは、1940年代後半に確立されたビバップから、1960年代後半の「エレクトリック・ジャズ」(マイルス・デイヴィスらによる電気ジャズ)直前までの即興演奏を含んだジャズの総称。モダン・ジャズには、ビバップ[1]、ハード・バップ、モード・ジャズ、クール・ジャズ、ソウル・ジャズ、ファンキー・ジャズなどが含まれる。

それ以前のジャズは、「アーリー・ジャズ」「クラシック・ジャズ」「オールド・ジャズ」などと呼ばれる。日本ではモダン・ジャズという用語がよく使用されるが、アメリカでは戦後から50年代、60年代ぐらいまでのジャズは「ビバップ」と呼ばれることが多い。

モダン・ジャズのサブジャンル一覧[編集]


モダン・ジャズ - Wikipedia

Charlie Parker - Bebop - YouTube


ビバップ (bebop) は、1940年代に成立したとされる、ジャズの一形態。スウィング・ジャズの終焉後に発生したモダン・ジャズの起源は、このジャズ様式にあるというのが、一般的な見解である。仮名表記によって、ビー・バップビ・バップなどとも記される。

概要[編集]

マンネリ化したスウィング・ジャズ[1]に飽きた、即興演奏が好きなチャーリー・パーカーディジー・ガレスピーらのジャズマンたちが、ミントンズ・プレイハウスなどのライヴハウスなどの閉店後に、ジャム・セッションをやることで生まれた[2]。ビバップの登場により、それまで「大衆音楽・娯楽音楽」のみを演奏するとみられていた黒人音楽が、「芸術音楽」も演奏できると認識を改めさせる契機となった。

最初に決まったテーマ部分を演奏した後、コード進行に沿った形でありながらも、自由な即興演奏[3](アドリブ、インプロヴィゼーション)を順番に行う形式が主となる。基本的には、コード構成音や音階に忠実にアドリブ演奏しながらも、テーマのメロディーの原型をとどめないくらい、長めのインプロヴィゼーションが導入された演奏となっていった。そのため、技術的に優れた演奏が多い反面、長いアドリブのために、アドリブ自体が主体になってしまう側面があった。また、スウィングのように娯楽のための音楽、ダンスのための音楽から、当事者にとっては演奏することが目的となった音楽、聞く側にとっては踊ることはできず、聴くだけの音楽になってしまったとの批判もあった。



MILESTONES(マイルストーンズ)~MILES DAVIS(マイルス・デイヴィス) - YouTube

モード・ジャズあるいはモーダル・ジャズ(modal Jazz)は、コード進行よりもモード (旋法)を用いて演奏されるジャズ。英語では「モーダル・ジャズ」と呼ばれている。モダン・ジャズのサブ・ジャンルのひとつである。

歴史[編集]

1950年代後半に試行され始め、1959年リリースの、マイルス・デイヴィス[1]のアルバム「カインド・オブ・ブルー」で完成された。

ビバップをはじめとするモダンジャズでは、コード進行コードの分解に基づくアドリブソロ(奏者ごとの即興演奏)が行われてきた[2]ハード・バップに至っては、メロディが洗練された一方で、コードに基づく一つの音階のうち元のフレーズから外れた音が使えないという状況が出てきて制限がさらに増した。その大きな原因は、コード進行だけでなくメロディにおける進行感も演出しようとしたことにある。

そこで、考え方を改め、コード進行を主体とせず、モードに基づく旋律による進行に変更したものが、モード・ジャズである(一説にはハード・バップから洗練・発展したものともいわれる)。バッキングなどの和声の面では多少困難にはなったものの、ソロプレイにおいては飛躍的に自由度が増し、メロディの選択肢も増えた。

欠点は、コード進行によるバッキングやメロディによる劇的な進行がない事である。



代表的作曲・演奏者
 ビバップ・・・ディジー・ガレスピー、チャーリー・パーカー、渡辺貞夫
ハード・バップ、モードジャズ・・・マイルス・デイビス、ジョン・コルトレーン、ウェイン・ショーター、ビル・エヴァンス のちにフュージョンへとクロスオーバーしていった。

※ウィン・ショーターはことに、そのジャンルがより複雑、重層、混沌で、一言でモードジャズやハードバップ奏者というよりも、ウェザーリポートにいたころからフュージョンに最も近いアーティストで作曲家。やがてもともとR&B、ロックからフュージョンへ向かったクインシー・ジョーンズに近づき、はっきりとジャズに終焉を告げた人とも言えようか?

THE BEST OF BILL EVANS FULL ALBUM - YouTube


フュージョン以降はジャズやロックやR&Bの枠は次第に融合していき、ジャズの領域を大きく超えてしまった。モダンジャズは、そういう過渡期に生まれ、自らジャズというジャンルを破壊していったと言ってもいい。それはもはやかつてのノリのいいスィング・ジャズというダンスジャズ、楽しいジャズに満足できなくなった芸術至上主義亭な、よく言えば進化だが、悪く言えばジャズに終焉を告げた、むしろクラシックで言う現代音楽への、一般性をなくした、ポピュラー音楽の破壊者だという向きも多い。一部のテクニック愛好家たちには熱烈に受け入れられたが、一方であたらポピュラーを難しくしすぎた、大衆無視芸術とすら言われた。楽しいリズム、踊れるような明るさとかけ離れてしまった。一拍遅れでの入りなど、ジャズを特徴づけていたわかりやすいPOPSに物足りなくなったげじゅつ至上主義者たちだったと言えようか?

WEATHER REPORT - Duet (Zawinul & Shorter) - YouTube


ただし、音楽史において彼らほどハイテクで、スリリングな音楽家はおらず、むしろクラシック史上のベートーベン的な、とも表現できる。変革者というのが最も聞こえのいい表現か?くろうとのための音楽。それで彼らもときおり、スタンダードを演奏したりして、先祖返りしたりするのだろうか。ちょうど先祖の土地、アフリカに戻るかのように。

Kawakatuに言わせると疲れるJazzやね。

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