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2020東京五輪が始まってしまった。
歴史にどう記録されることになるかは終わってみなければわからない。
前の東京五輪を知らない世代には、その感動はわかるはずもなく、安易にSNSなどで批判するものが多い。

それを観て感動した筆者でも、今回は日本から辞退するべきだったという悔やみの気持ちがある。

感染とかそういうことではなく、こんなに国民から祝福されない祭典は祭典とは言えないんじゃないか?との思いがあるからだ。オリンピックが、アスリートが可哀そうすぎる五輪である。
ベルリン大会よりも哀れな大会だ。

すべてはコロナに関する無知がさせている事態で、まさにオリンピック史上の初の悲惨な歴史をリアルタイムで見ることになったわけだろう。

国民にとっては五輪が終わってからがもっと恐ろしいことが始まる。入場料、スポンサー料など収入のすべてが入らないイベントの収支の恐怖だ。それらは当然あとから増税になって取り立てられる。コロナにかかった金などもそうだ。前の東京五輪では、使いすぎた金で国は借金がはじまり、そのまま今の借金まみれの日本へと続いている。五輪の前から日本は関東大震災の借金が続いていたが、五輪による無理な開発、新幹線や高速道路のゆがみが延々と国庫を苦しめ続けたのである。

これからの人たちはまことに可哀そうである。未来になんらの明るい展望はない世界に生まれてくるのだから。


「祭りの後の恐怖と寂寥」はあなたにおしよせることだろう。寒い。恐ろしくて鳥肌が立つ寒さだ。

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