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中国人は死を生と同じように重要視した国民である。また中国は2000年の間「儒教」という宗教を通して先祖崇拝を続けてきた。これは祖先の墓を立派にすることが生きている者に繁栄と幸福をもたらすと信じてきたことからもわかる。中国では共和国成立後、そうした信仰が批判され、故毛東沢主席は国民に火葬を提唱した。しかし長年つちかった土葬の信仰は根深く、火葬率は30%(90年)である。」中国の葬儀事情
web.sanin.jp/p/sousen/1/3/1/12/5/

このように中国の火葬率は低く、土葬率はいまだに70%だとわかる。


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また少数民族は懸崖葬(けんがいそう)をいまでも守るが、それは棺が大気中に丸出し状態である。
当サイト懸崖葬kodaisihakasekawakatu.blog.jp/archives/16263273.html



キリスト教世界、つまり欧州や米国の土葬率はほぼ100%~90%以上だ。

イスラム世界でもほとんどは土葬である。これらは簡単な検索ですぐわかる。

こういうことをなぜ書くかと言えば、たまたま見ていたニュースで、米国が感染死亡者を土葬する場所に困っている旨、放送されていたからだ。


科学者に聞きたい。
感染症で死んだ人々を土葬にしたあと、体内のウイルスはどうなるのか?
こんな単純なことだが、だれも気にしてはいないようだからあえて書く。
死者は木製の棺桶に収まり、そのまま2mばかり掘った土に埋葬される。これはイスラム世界もキリスト教世界も当たり前のことなのだ。

昨日も書いたが、あの鳥インフルエンザ、豚コレラの感染遺体も日本では、日本でさえも!火葬ではなく土中に埋められた。

果たしてそれでウイルスは死滅するのか????????

あらゆる生物は生きようとするはずだ。
死者にはもう用はないだろう。
とするなら、コロナウイルス、インフルウイルスは、助かろうとして土中に生きているのではないか?
死ぬという確約はあるのか?

検索をしていたら、世界中で土葬見直しか?という記事が見つかった。

誰か教えてほしい。
土の中の用なし遺体から滲み出したウイルスは、土中にとどまり死を選ぶのか。それとも必死で変容し、地上に出て、とむらいにやってきた親族に再び乗り移りはしないものなのか?

土中に埋めるという点では原発のさまざまな放射性物質もそうなのだが、処理したものは別にして、ただ集めて埋めた汚染物も多い。土がそれを分解するのですか?しないでしょう。


いつかまた、それらは進化して登場するのではないのか?ただの危険の先送りをアメリカでさえやっているのじゃないのか?????

きわめて疑問。

火葬だろう?日本は100%火葬。それも志村けんの例でも、まったく遺骨になるまで家族にも触らせない徹底ぶり。日本の欧米、中国、イスラム、インドなどに対する感染者の少なさには、そういう仏教的(実は日本だけ。最初の火葬者には持統天皇がいるが、仏教の風習とは言えず、本当は感染症が多発した古代からの理にかなった風習)を日本だけが守っていることはなにか感じざるを得ない。


次回、鳥取・島根・岩手になぜ感染者が出ないかの歴史的・縄文世界的考察。

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