ワタシは、いったいなぜこんな過去の恋愛譚を、60過ぎた今頃になって書いているのだろうか?
  それは記憶の確認。そして過去の自分の愛の形の間違いを、第三者としての現在の自分が、過去の自分に教えておかねばならないことに気づいたこと。しかし、映画でもなく、それは不可能なこと。さらに確かに人を好きになれていた時間の、隅々まで覚えているのかどうか。これをもし妻が読んだとき、あのときの気持ち、キリスト者としての博愛と許容を取り戻してくれるだろうかという、あわい期待・・・。


 母がアルツハイマーで逝ったワタシには、常に自分自身も認知症になるのではないかという恐怖があり、記憶が正しく記憶されているかどうかの確認は大きい割合を占めている。そして過去の自分自身の修正すべき誤った愛のカタチを確認することも重要だ。


 日向君のアパートでの合コンの顛末を、ワタシは妻に書いてよいかどうか確認していない。書いていいことといけないことは彼女にはあるはずだ。もちろん表現は自由であるが、少し遠回りしたほうがよさそうだ。まずその合コンは、クラス誌「しけもく」(安アパートの日向君の命名らしい誌名だ)を紹介せねばなるまい。


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時代が時代で、学内も学生運動直後で落ち着いていない状況であり、予算的にも謄写版の手作りだった。今気が付いたことだが、中央にあるのが第一回版だが、日向君が書いた表紙絵は、不思議の国のアリス。アリスが横町のタバコ屋におつかいに来たというシチュエーションだったのだ。まさにアリスだったんだな。


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茶色の表紙の「邂逅」というのは、一年先輩たちが出していた同人誌だが、ワタシも寄稿したし、ここまで書いてきた中に出てきた言葉「夢見る乙女」「花梨」は、実は先輩たちの作品名を切り取って挿入した言葉なのである。あのとき同時代だった学生が読んだだけでピンくる言葉のはずだ。


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タイムトンネルを潜り抜けてくれたかい?学友諸君・・・。









さあ、いよいよ日向君の部屋へ。
甘酸っぱい、そしてためらいの扉を開いてみようよ・・・いいよね?Sumiちゃん。




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