民族学伝承ひろいあげ辞典

文献・科学・考古学・遺伝子学・環境学・言語学・人類学・民俗学・民族学 あらゆるヒントを総合し、最新用語を解説、独自に解釈してわかりやすく説明します。 誰も書かない、目から鱗、鼻から牛乳、目から火花、頭の先からぴかっと電球

2022年05月

徐族の伝説2006年04月01日 23:01『博物誌』(『後漢書』東夷伝序文引用掲載部分) 「昔、徐君の宮人が卵を生み、これを水辺に捨てると、ある孤独な母親の飼い犬で、鵠蒼(こくそう)という名の犬が、この卵を口にくわえて持ち帰ってきた。母がこれを覆い暖めると、小児が生 ...

らちがあかないのらちとは、厩、厩舎の柵。それが開かないと何も始まらない、その初めは春日大社若宮大祭での金春太夫が祝詞を述べ終わらないほど長かった時に、民衆から出た「いつまで待っても祝詞が長くてらちがあかへんわ」=祭りが始まらない、からだと言われている。馬 ...

まったく関係のない言葉 ロラン・バルト2007年03月23日 19:43歴史とはまったく関係ない日々雑感である。「安部公房とロラン・バルト」今を去る30年前、私は卒論のためにロラン・バルトと花田清輝を読みふけっていた。卒論のテーマは「安部公房・・・「砂の女」以後」。安部 ...

ミャオ族の洪水神話には、日本にしかない神話形式の中の「柱の周りを回って子を生む」類型が見える。これはおそらくこのミャオの伝承だけの特殊な神話だろう。およそ中国江南には日本神話の要素7種類のうち、6種類までははっきり読み取れるが、「柱」型だけは見あたらなか ...

田中勝也同書より 出典;”On the Dog-Ancestor myth in Asia”  著者; 劉威  ひとりの女性と一匹の犬の間にたくさんの子供が生まれ、子供たちは兄弟姉妹の間で結婚し、その結果アルメニア人がひろがった2006ねん3月(ブログ開始時期)その他の記事一覧2006年03月 : ...

狼 狼のトーテムは最も古い話に現われていて,キルギス人自身の中に含まれる突厥人,すなわち「テュルク」民族と結びつけられて語られていた。この話は『周書』の中に記されている。しかし,我われキルギス人にだけ語られてきた様子を紹介しよう。それはつぎのようなトーテ ...

●『丹後国風土記』竹野郡船木里の条「竹野の郡船木の里の奈具の村に至り、即ち村人等に謂ひけらく、『此處にして、我が心なぐしく成りぬ。(古事に平善きをば奈具志と云ふ。)』といひて、乃ち此の村に留まり居りき。斯は、謂はゆる竹野の郡の奈具の社に坐す豊宇賀能賣命なり ...

倭・倭人言及がある中国文献一覧と原文・翻訳サイトへのリンク出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』倭・倭人関連の中国文献https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%80%AD%E3%83%BB%E5%80%AD%E4%BA%BA%E9%96%A2%E9%80%A3%E3%81%AE%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E6%96%87%E7% ...

九州だけでもこれだけありますので。弥生時代、邪馬台国研究に関わる全国遺跡一覧紀元前~古墳時代前期まで含む☆マークは是非行くべき遺跡※7月2日遺跡を追加■北海道・東北地方(弥生文化には北の道もあったことを知るために)北海道 北海道では続縄文時代の遺跡となる。江別 ...

ブログを引っ越して以降、記事がヒットしないので再掲載作業しております。●パルティアン・ショット「パルティア(漢語で安息(アスカ)国。のちにササン朝ペルシア)は遊牧民が政権中核を構成した国家であり、弓と馬の扱いに秀でていた。そのため軍隊の主力にも軽装騎兵を ...

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