民族学伝承ひろいあげ辞典

文献・科学・考古学・遺伝子学・環境学・言語学・人類学・民俗学・民族学 あらゆるヒントを総合し、最新用語を解説、独自に解釈してわかりやすく説明します。 誰も書かない、目から鱗、鼻から牛乳、目から火花、頭の先からぴかっと電球

2021年02月

諏訪神社にタケミナカタが祭られたことについて、記紀神話の出雲国譲りにある出雲のタケミナカタが敗北して諏訪へ逃れるのは、相手がタケミカヅチだったことになっているわけだが、タケミカヅチは藤原氏の神なので、歴史上の宰相の奪い合いが神話記述や諏訪神社伝承と合致し ...

大河ドラマが渋沢栄一をドラマ化している。栄一の孫が敬三で、子爵家を彼が引き継いだ。渋沢敬三の経済活動のもうひとつの一面が民俗学である。彼の意向で、全国を常民を訪問して旅したのが「旅する巨人」・宮本常一である。歩いた距離は地球四周分!各地で生きた話を採集し ...

先に申し上げておかねばならないのは、被差別民とアパルトヘイトヘイト などの人種差別は意味が違う。差別と言う英語にはヘイトとディスクリミネーションがあるが、ヘイトとは憎むという元来の意味があり、ディスクリミネーションは差別・区別である。日本語ではヘイトを差別 ...

原位置宇宙線生成核種を用いた地表面の年代測定―考古学分野への応用の可能性―若狭 幸宇宙線照射年代測定法「宇宙線照射年代測定法とは,地表面物質中の元素と宇宙線が相互作用することによって生成される,宇宙線生成核種の濃度から年代を推定する方法である(Lal, 1991; ...

久々に「食いしん坊」カテゴリー記事です。日曜定番の「そこまで言って委員会」が辛坊次郎のヨット太平洋再挑戦で一旦、辛坊が番組を降りたので番組がなく、代わりにNHKBSプレミアム「中国秘境 謎の民「木馬氷上を馳せる」を観ている。すると、そこに中国アルタイ山脈の小民 ...

●わずか12時間で終わった武寧王陵発掘「--1971年百済第25代武寧(ムリョン)王の墓が約1500年ぶりに発掘されてからちょうど半世紀が流れた。「韓国考古・歴史学を変えた記念碑的事件」「繰り返されてはいけない失敗の鏡」として、同時に照明が当てられた武寧王 ...

カルチャー・ミックスは日本人が得意とするところだ。取り込まれた新しい外来文化を、たくみに取り入れ、ミックス・マッチさせる。それが「習合」だろう。いわば自由なる混在。混沌を許容できる。そういう観念が日本人には古くから存在した。それは世界の中で極めて特異であ ...

世界的に見ても類をみない、日本独自に発展した風習・風俗の学問とは―福田 アジオ『図説 日本民俗学』Yahooニュース解説記事https://www.bing.com/search?q=世界に類例のない%e3%80%80民俗学%e3%80%80Yahooニュース&FORM=HDRSC1「日本の民俗学は欧米の民俗学とは大きく異な ...

 1969年の東京オリンピックを観た世代と、そのときまだ生まれてなかった人の、寒暖差が見えるのが、島根県知事丸山知事の聖火リレーお断りの考え方。丸山さんはオリンピックのあと生まれた世代だ。ぼくたち観た世代から見ると丸山さんの言辞は「何言ってるんだろうこのヒト ...

ひろゆきという人が、「ネットで学校の授業から古文や漢文をなくして、その時間を役所の使い方やPCスキルの授業と入れ替えるべきだ」といった内容のメッセージを出したそうだ。役所の使い方は学校の社会科で扱えるだろうし、社会科にはもっともっと社会に出てからの生き方を ...

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