民族学伝承ひろいあげ辞典

文献・科学・考古学・遺伝子学・環境学・言語学・人類学・民俗学・民族学 あらゆるヒントを総合し、最新用語を解説、独自に解釈してわかりやすく説明します。 誰も書かない、目から鱗、鼻から牛乳、目から火花、頭の先からぴかっと電球

2018年12月

●吉士(きし)とは何か?「古代朝鮮において「王」・「首長」を意味する称号「於羅瑕」(「鞬吉支」)が渡来人の称号として日本で用いられ、やがてそれが姓となり、また氏ともなったらしい。本居宣長の『古事記伝』によると、新羅の17等の京位(中央役人の官位)中の14位 ...

『隋書』倭国伝原文 王妻號雞彌、後宮有女六七百人。名太子為[利歌彌多弗利]。無城郭。内官有十二等:一曰大、次小、次大仁、次小仁、次大義、次小義、次大禮、次小禮、次大智、次小智、次大信、次小信、員無定數。有軍尼一百二十人、猶中國牧宰。八十戸置一伊尼翼 ...

隅田八幡伝世・人物画像鏡銘文(本文は縦書き)癸未年八月日十大王年男弟王在意柴沙加宮時斯麻念長寿遣開中費直穢人今州利二人等取白上同二百旱作此竟 (大意)癸未(きび、みずのとひつじ)の年八月 日十大王の年、男弟王が意柴沙加(おしさか=桜井市)の宮におられる時 ...

日本人の金属器の輸入考古学からわかっていること●縄文~弥生時代1 日本列島での鉄器使用(製鉄ではない、製品の輸入)が始まるのは縄文時代晩期である。これは水田耕作の開始とほぼ一致する。その鉄器の種類は農具である。つまり鉄と稲は、おそらく同じ人々が、同じ時 ...

理屈ではわからない。まったく理解できない。しかしそうなったとき西郷どんに自分もなるだろう・・・そういう矜持はよくわかる。彼は果たして、いい人過ぎたのだろうかz?なにげないやさしさが、かえって彼をして苦しめたのかも知れない。いずれにせよ薩摩にせよ、会津 ...

この疑問の解明は簡単である。高皇産霊神(たかみむすひのかみ)は記紀造化三神(ぞうかさんじん)の一柱だが、政治的には藤原不比等その人を意味している。1持統=アマテラスは飛鳥蘇我王朝=スサノオを滅ぼし、長子草壁=アメノオシホミミを新しい大王=天皇にしようとす ...

 「(2016年)11月、ニュージーランド空軍が不思議な「島」を発見した。南太平洋の中央、トンガ西部の海上である。この「島」は長さ数十キロもある。 この島は「パーミス・ラフト」(「=軽石のいかだ、軽石ラフト)ではないかと思われている。パーミスは軽石、ラフト ...

①紀平氏 本姓紀氏 ・紀平二元保 ・紀氏であるが、のち、平姓を稱したものをいう ・球麿郡地頭:良峯師高の子息:紀平次不知実名とあるhttp://www.hikoshima.com/bbs/heike/101337.htmlどこまで本当かどうか、筆者は知らない。しかし予想通りだった。紀平梨花ちゃんを応 ...

今読んでいる鉄関連書物下の二冊が鉄関係上は仁徳天皇陵被葬者は継体天皇というちょっとおもろーな一冊。阿蘇の狩尾遺跡のリモナイトでの製鉄があったことが佐々木稔研究でわかった。それによれば狩尾には、非常に厚みが薄い鏃がたくさん出ている。これまでは鉄滓(てっさ ...

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