民族学伝承ひろいあげ辞典

文献・科学・考古学・遺伝子学・環境学・言語学・人類学・民俗学・民族学 あらゆるヒントを総合し、最新用語を解説、独自に解釈してわかりやすく説明します。 誰も書かない、目から鱗、鼻から牛乳、目から火花、頭の先からぴかっと電球

2017年06月

これは簡単に言ってしまうと、九州では内向花文鏡(陽光鏡)で畿内では画文帯神獣鏡(三角縁ではなく)だったということになる。別に卑弥呼が二人いたなどと言うのではない。太陽のステータスにしたかった九州と、そうでなかった畿内という対比である。つまりどういうことか ...

なぜ黄色い鳥居があるのか?陰陽五行で黄色は土、中央を意味する色。吉野裕子『狐』(法政大学出版局)は、農耕文化では特に「土」気が重要で、「狐の黄色」、「黄色によって象徴される土徳」、「この土徳即年穀の恵みへの期待」、すなわち狐は土気(どき)の象徴だとする ...

筆者は古代史の謎解きを最大目的としてこのブログを書いている。けれど、そのための専門知識を求めて本を読み漁っていると、それとはかけ離れてはいるものの、どうしてもメモっておかねばという記事に突き当たる。考古学とは人間の過去の行動そのものである。当然、歴史 ...

昨夜、呑んでいたら大きな揺れがきた。けっこう長め。被害報告は出ていない。https://typhoon.yahoo.co.jp/weather/jp/earthquake/20170620232748.htmlそのせいで安酒が異常に回って?、そのまま朝の四時まで寝てしまった。起きてしばらくして、そういえば地震があったな ...

縄文海進がはじまる前~現代までの大阪湾風景大阪のど真ん中、上町台地の麓で象の骨が出ている その時代の大阪海進が始まった瀬戸内海に東シナ海の海水が徐々に入り始める現代の大阪湾大阪遺跡マップ茶臼山、帝塚山、御勝山、瓢箪山・・・大阪の小さな山のほとんどが古 ...

先日、ここで弥生時代末期3世紀時代の寒冷化について書いた。しかし実はそれよりも大幅に気温が低下し、小氷期になった時代がある。日本の戦国時代である。火山の大爆発からはじまる寒冷・乾燥化火山爆破は大量の火山灰と硫酸エアロ・ゾルを大気中にばらまき太陽を覆い ...

このブログをあまりくそまじめに読まぬように。たまに「悪魔の辞典」になる。(「悪魔の辞典」とは検索しなさいね)地理学とは地球の表面で起きている諸現象を対象とした全ての分野の総称。自然と人間がそれぞれ作り出してきた地表の模様や現象。地質学や地震学・火山学(地 ...

気候変動と文明の崩壊はほぼリンクしており、なぜ気候変動が起こるかもある程度の解説がなされるようになっている。http://cache.yahoofs.jp/search/cache?c=MShBH7Y5saEJ&p=%E5%BC%A5%E7%94%9F%E6%99%82%E4%BB%A3%E3%81%AE%E5%AF%92%E5%86%B7%E5%8C%96+%E3%82%B0%E3%83% ...

前々から不思議に思っていることがある。渡来して以来、播磨や出雲といざこざがあり、紆余曲折の末に但馬の国に入ったというアメノヒボコのことだが、「ひぼこ」という名前は矛を意味すると思っていたのが、なぜか兵庫の日本海側但馬地域の方墳や遺跡から、あまり銅矛が ...

珍しく軍事、戦闘機ファンへの記事です。まったく偶然知ることになった第二次大戦末期の日本初の迎撃ジェット戦闘機秋水(しゅうすい)。あなたはご存知だろうか?正式にはロケット局地戦闘機秋水。筆者の友人であるうなぎの幸栄大道店さんの大将のおかみさんの亡くなった ...

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