民族学伝承ひろいあげ辞典

文献・科学・考古学・遺伝子学・環境学・言語学・人類学・民俗学・民族学 あらゆるヒントを総合し、最新用語を解説、独自に解釈してわかりやすく説明します。 誰も書かない、目から鱗、鼻から牛乳、目から火花、頭の先からぴかっと電球

2016年11月

ふたつの邪馬台国関連記事はやがて全部ファン公開~友だちのみ公開へと切り替わっていきます。すでにいくつかはそうなっています。あしからず。あとは有料になる予定です。文献では、邪馬台国を決定するヒントを、筆者は4箇所あると考える。1 魏志倭人伝の「郡から女 ...

続いて考古学で検証する。邪馬台国の謎に関する近年の多くの情報は、主に近畿の研究者と、それをバックアップする(つまり大和説のほうが九州説よりも宣伝がうまい)マスコミによる操作の元に、「邪馬台国は畿内にあったのだ」を大前提にした押し付け論理で拡散されてきた ...

○『漢書』地理志『漢書』(かんじょ)は、中国後漢の章帝の時に班固、班昭らによって編纂された前漢のことを記した歴史書。二十四史の一つ。「本紀」12巻、「列伝」70巻、「表」8巻、「志」10巻の計100巻から成る紀伝体で、前漢の成立から王莽政権までについて書かれた ...

諏訪神社なるものは全国にある。その多くは本元の長野県周辺ではまず武田信玄の諏訪大明神崇拝崇拝を起源とし、武田恩顧の家臣らが各地に分祀したことをはじまりとしてある。九州豊後(大分)のここもまずはそういうことが書いてある。そして武田氏敗北ののち、武田家ある ...

記紀では、邪馬台国から飛鳥までをつなぐ時代には、河内王朝時代と継体大王時代があるわけだが、ぼくは磐井は記紀にある聖徳太子なのだと考えている。彼が継体に負けることで弥生から続いた九州王朝の栄光は完全に消え去り、飛鳥・奈良が名実ともに覇者になってしまう。 ...

いよいよ文献と考古学と人間に関わるすべてのカテゴリーから邪馬台国を探す冒険を始めよう。最初は『三国志』が書かれるまでの時代背景を把握したい。つまり日本人が大好きな魏・呉・蜀並立の背景である。そこに倭人が大いに関わり卑弥呼も出現した必然がある。それは同 ...

倭人伝研究の大前提21、まずは漢文が読み下せるだけの基礎知識を学んでいる必要がある。でないと「汝好物」などをそのまま「汝の好きな物」と読んでみたり、「卑弥呼以死」を「そのとき卑弥呼が死んだ」と考えてしまう。前者は「汝によきものを」であり後者は「この狗 ...

たくさんの復活待望があり、記事を再開させていただこうと考え始めた。ただいま復活可能性95パーセント。さわりを書いておこう。大事な大事な邪馬台国研究する前にしっておきたい予備知識であり、大前提である。これを知らずに邪馬台国を安易に論じる人は多すぎる。『三 ...

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