民族学伝承ひろいあげ辞典

文献・科学・考古学・遺伝子学・環境学・言語学・人類学・民俗学・民族学 あらゆるヒントを総合し、最新用語を解説、独自に解釈してわかりやすく説明します。 誰も書かない、目から鱗、鼻から牛乳、目から火花、頭の先からぴかっと電球

2016年07月

ワニ族の殺牛生贄牽牛本義「十月末に従江県(従江県(じゅうこう-けん)は中華人民共和国貴州省黔東南ミャオ族トン族自治州に位置する県。)加鳩(かきゅう)で三〇〇頭のウシを殺して祭りは終了したということで・・・剣河県川柳区久仰郷基祐村へ・・・やがて牽牛はワラをウ ...

弥勒はインダス文明ではマイトレーヤである。マイトレーヤはペルシア・拝火教文明ではミトラ神である。これは混交の結果である。マイトレーヤを最高神としたかったひっきんの宗教がオームだったとしても、弥勒やミトラが、では人を滅ぼす神だと言えるだろうか?なにゆえ ...

差別しないために、あえて差別に切り込む。これを科学と言うのである。差別したくないので、過去、今の差別を無視すれば、それはそのこと自体が差別に等しいのだ。それが理解できないものは、分析するが、まずはまったき理解できない人なのである。世界の人口の、まあ、9 ...

ネットのQ&Aで面白いのがあったので切り取った。質問は「バングラデシュのベンガル人はコーカソイドか?」だったが、回答のほうは、それには答えずに、大きなくくりで人種の分岐について答えている。わかりやすいのでいいなと思った。特に最新進化論である遺伝子の突然変 ...

今上天皇が明治の皇室典範以来初の生前退位を望まれているとのこと。いろいろなことが言われているけれど、不遜ながらぼくごときでも感慨深いと感じるのは・・・1 はじめて自分よりも若い天皇が誕生すること=昭和生まれは年取ったなと2 今回の生前譲位を典範の例外 ...

柳田國男は『巫女考』の「ミコという語」の中で、「東京人はこのミコに対して口寄せのミコをばイチといっている。しかるに地方によっては反対に神社に従属する巫女をイチまたはイチコという処がある。京阪地方も古くからそうであるらしい。常陸では相当の神社に大市・小 ...

これもわからない。弥生人が日本に来て文法は北方トルキスタン諸族のテュルク型を継承しながら発音はオーストロネシア的で、単語は各国のものを取り込んでいったのと、それは同次元のできごとなのだろうか?まずはご意見が聞きたいところである。 ...

筒井功の二冊の書物を読んでいるが、蝦夷とアイヌの違いをどうとらまえたらいいのかがわからない。もっともアイヌについてはぼくなどは九州出身の関西育ちでまったくの門外漢だし、言葉すらわからないからアイヌを扱うのはためらわれる。なにも資料がない状態の民族を、 ...

縄文中期の八ヶ岳山麓地域の遺跡から、仮面をつけた土偶がいくつか出ている。長野県茅野市の尖石遺跡群中ツ原の国宝「仮面の女神」はその代表だろう。(井戸尻や尖石遺跡は遺跡群で、その中に複数のムラの遺跡がある)茅野市中ツ原遺跡この三角の顔が仮面かどうかは後ろ側 ...

井戸尻遺跡藤内と曽利の みづち文大深鉢みづち、龍の考察どこから来たか?そのモデルはなんだったか?何を意味したか?その後どうディフォルメされ、タイプ化されるか?同じものが日本以外にも広がったか?太古の人類の想像力はそれをどう描きうつしたか?オリジナル形 ...

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