長野県諏訪の縄文遺跡は、諏訪湖周辺から発見されているが、最も集中するのは井戸尻・尖り石遺跡を中心とする諏訪湖東南部扇状地(九兵衛尾根)に集中し、南下して富士山麓を通り相模湾まで連綿と続いている。この縄文遺跡群の多くは縄文末期のもので、ここから関東地方一 ...
2016年06月
古代史意外に知られていない常識 /英EU離脱へ
速報!英国、EU離脱確実に!どうなる欧州?確実なことはEUは弱体化するので、西側全体の劣勢へとつながるはず。これは中国・ロシア・北朝鮮などには「しめた!」である。この機に乗じて、彼らが中東まで含めて新たな連携を始めれば、世界の構図が切り替わりかねない。経 ...
弥生文化は朝鮮由来ではないという着想ではなく・・・.歴史論理上のマスターベーショ二ストになるな
日本人至上主義的な意見に、弥生時代の文化を持ち込んだ渡来人は朝鮮民族ではないはずだ・・・という主観論がいまだに根強い。筆者も古代史分析を始めた頃は、そうした偏向した主観論をかすかに持っていた。けれど考古学や遺伝子学その他のあらゆる視点で本を10年以上読 ...
なぜ九州では肝心の3世紀の遺跡が出ない?
ひとつ前のアカル姫分析記事はさきほど校了しました。分布図つき。最近の発掘ニュースで、近畿でも九州でも大遺跡が再認識の動きがあるのだが、なぜか九州では3世紀の遺跡発見情報がない。<須玖岡本遺跡>「奴国」有力者の墓か…国内最大級の甕棺墓毎日新聞 6月17日( ...
比売許曾=卑弥呼説は成立するか? 延烏郎と細烏女,阿加流比売とヒボコ
比売許曾神とアメノヒボコ・ツヌガアラシトの移動コース図結論 成立しない理由 伽耶滅亡による逃亡譚である限り、この伝説は4世紀を遡らない。 この伝承は新羅統一によって渡来した半島諸国の渡来工人(姫)とその為政者(ヒボコら)の別途の来訪を描いており、ちょ ...
函館震度6 次に宮城が揺れたら南海プレートか?
別に地震予測などというおこがましいことができるとは思ってないが、これほどあちこちが揺れてしまうと、もう変成帯による伝播論を超えてしまい、予測など不可能になってくる。いきなりはるか離れた北海道の渡島帯が揺れた。ここは北米プレートに乗っかっている場所。ち ...
東アジア神話王統譜の定型パターン(始祖王誕生公式)
中国『大越史記』の百越始祖系譜 炎帝神農氏---三世孫帝明 |------末子シヱ陽王 南嶺遷女山岳 |------豸各龍君 洞庭君女神龍 |------雄王百男 ...
天孫降臨・神武東征から藤原氏=多氏?の可能性を探る
出雲を大国主からすったもんだの末に譲り受けたにも関わらず、なぜか天孫は筑紫に降臨する。天照大御神と高木神(高御産巣日神)は、天照大御神の子である正勝吾勝勝速日天忍穂耳命に、「葦原中国平定が終わったので、以前に委任した通りに、天降って葦原中国を治めなさ ...
奇しき くしふる くしら そしもり 日本に神話はなかった
くしふる・そしもりこの日本神話に登場する地名から、記紀神話のすべてが作られたものであることを論じる。まず「くしふる」の語源は「くし」にある。く・し【▽奇し】[形シク]神秘的である。不思議である。「―・しき邂逅(かいこう)」→奇(く)しき →奇(く)しくも ...