民族学伝承ひろいあげ辞典

文献・科学・考古学・遺伝子学・環境学・言語学・人類学・民俗学・民族学 あらゆるヒントを総合し、最新用語を解説、独自に解釈してわかりやすく説明します。 誰も書かない、目から鱗、鼻から牛乳、目から火花、頭の先からぴかっと電球

2015年11月

上田正昭「紫式部は『源氏物語』の乙女の巻で学問について論及し、つぎのように述べている。「才(ざえ)を本(もと)にしてこそ、大和魂の世に用ひらるる方(か た)も強ふ侍(はべ)らめ」と。卓言である。紫式部と大和魂、『源氏物語』と大和魂というと、たいがいの人 ...

「なげばやまからモッコくらあぞ」津軽地方の子守唄「モッコ」=蒙古のこと「もくりこくり」or「むくりこくり」『筑前国続風土記』に蒙古高句麗を「むくりこくり」と読ませている。長崎県壱岐島や北部九州で。人形がある。蒙古・高句麗連合軍のことhttps://ja.wikipedia. ...

過去記事『アイスマンはやはり生贄』http://blogs.yahoo.co.jp/kawakatu_1205/55625557.htmlイタリア北部、アイスマンが見つかった地点ボルザーノから少し離れたアルグンドにあった石碑には彼のハンドアックスにぴったり合致する手斧の刻印がある。(石碑左上、人物の顔 ...

上黒岩岩陰遺跡 かみくろいわいわかげ・いせき「上黒岩岩陰遺跡は、愛媛県上浮穴(かみうけな)郡美川村(みかわむら)上黒岩(かみくろいわ)1092番地に位置し、愛媛県松山市から高知県佐川町を経て高知市に到る国道33号線沿い、久万川の清流を挟み道路の対岸に ...

http://www.sankei.com/region/news/151126/rgn1511260040-n1.html四日市の小牧南遺跡、炉中央に謎の丸石 まじない?類例なし産経新聞 11月26日(木)7時55分配信  縄文時代の集落跡が見つかっている小牧南遺跡(四日市市小牧町)で、縄文中期(約4千年前)の掘立柱(ほ ...

変形頭蓋(へんけい・ずがい)風習(頭蓋変形 とうがい・へんけい)「変形の形態はさまざまだが、変形を意図したものと、そうではなく幼少期の揺り篭など伝統的な育て方の問題から変形が生じ、やがてそれが民族集団のトレードマークに変化したものなどがあるとされている。 ...

乳幼児を、アメリカでは長くうつ伏せに寝かす風習があったが、そのために窒息死が頻繁に起こったために、仰向けに寝かすのがよいとされはじめた過去が或る(中橋)。一方、日本では久しく子供は仰向けが一般的だったが、そうするとひどい場合は極度の絶壁頭になる子も多か ...

いびつ(歪)・・・語源「飯櫃 いひびつ」。楕円形で真円ではない様。おひつの形状から。ゆがんでいる様。正常ではない様。完璧ではない様。いび(揖斐)・・・岐阜県揖斐川由来。とはいうものの、では肝心の「いび」とは何かが問題。いびしい(歪しい)・・・いびつで気味 ...

海外先史時代人異聞○デニソワ人「デニソワ人(デニソワじん、Denisova hominin)は、ロシア・アルタイ地方のデニソワ(Denisova)洞窟(ロシア、中国、モンゴルの国境に近い地域)に約4万1千年前に住んでいたとされるヒト属の個体および同種のヒト属の人類である。デニ ...

先に「古代」という語について気になっているので、一言。文献史学の古代とは飛鳥~奈良~平安前半くらいを言い、上古・中古・下古と分けるが、それ以外の自然科学を含めての「古代学」では、一般に縄文から古墳時代以前までをゆるく古代と考える傾向があり、文献史学の ...

↑このページのトップヘ