民族学伝承ひろいあげ辞典

文献・科学・考古学・遺伝子学・環境学・言語学・人類学・民俗学・民族学 あらゆるヒントを総合し、最新用語を解説、独自に解釈してわかりやすく説明します。 誰も書かない、目から鱗、鼻から牛乳、目から火花、頭の先からぴかっと電球

2013年01月

    ◆仁田尾遺跡出土三日月形石製品 仁田尾遺跡(にたお);鹿児島県鹿児島市石谷町 素材;安山岩全長;16.6センチメートル縄文時代前期保管者;鹿児島県埋蔵文化財センター埋蔵文化財データベース管理コードNTAO-R003230http://www.jomon-no-mori.jp/japanes ...

 世界でも日本人だけが食べるものとして表題の二つをあげておく。もっと集約して言えば根菜と海藻である。 根菜そのものは世界でも食べられるものはあっても、ゴボウを食べるのは日本人だけであり、昆布やワカメやところてんを常食にするのも、沖縄を含めた日本列島で ...

 「東日本大震災のあと、アニミズムという言葉が浮かんでくる理由は、何となくわかります。それは阪神淡路大震災の後にそこで起こった現象と、三陸沖で起こった大津波と、福島で起こった原発の事故、その一連の出来事の中で、大きく浮かびあがってきたものとは、無視で ...

 【クラ(kula)】マリノフスキー『西太平洋の遠洋航海者』(1922)http://www2.obirin.ac.jp/okuno/CA15-21.jpgクラでは何が行なわれているのか?・それは、トロブリアンド諸島の交換(交易)ネットワークのこと。マリノフスキーとクラクラ航海のカヌー・誰もがクラに参 ...

     考古学で発掘される古代水祭祀場は、必ずと言っていいほど三川合流地のY字型部分に、小礫(こいし)を広げて河川に突き出すようにしつらえてある。これはもうずいぶん前に実例を使って解説したことである。  これを導水施設と呼ぶが、その水辺に突き出した形 ...

  ◆本系帳とは奈良時代後期以降、各氏族に造進させた氏族系譜。761年のものが最も早い。799年のものは814年に「新撰姓氏録(しようじろく)」としてまとめられた。「秦氏本系帳(はたうじ・ほんけいちょう)」はその中の秦氏(はたうじ)の作ったもの。原書は残っておら ...

まずはクリック 西欧の紋章は象形文字の名残から始まったのだという。ヨーロッパで最初に出版物に記録掲載された象形文字はフランチェスコ・コロンナ(Francesco Colonna 15世紀イタリアベネチアの修道士)が作品中に挿入した絵図だと言われている。  フランソワ・ ...

 正月の九州異界巡り、二番目は直入中臣神社。                            なおり・なかとみ・じんじゃ直入中臣神社[所在地] 大分県由布市庄内町阿蘇野(字中村)3784番地 【地図 】[御祭神] ○直入中臣神(なほりなかとみのかみ)   ...

With2ブログランキングへ諸兄すでにご理解のように、人類のすべての思想、考え方には、必ず表裏がある。その思想・観念の良きところは常に裏側にある悪しき部分と同居する。宗教・信仰もおしなべて同じである。東洋思想に古代から存在し続けた孔子の儒教は、わが国近世 ...

年始からあちこち、近場のパワースポットをへめぐっていた。巡り歩いたのは1 白岳神社2 直入中臣神社3 熊群神社4 谷天満社5 谷不動明王など主に巨石信仰と修験道、あるいはそれに伴ったであろう鉱山探索の痕跡である。いくつか画像だけ貼り付けておく。どうもメガ ...

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