●カタストロフィー出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』移動: 案内、 検索 カタストロフィー、カタストロフ(catastrophe)フランスの数学者ルネ・トムが創作した数学の専門用語で1972年にカタストロフィー理論として発表されて以来、様々な科学分野で ...
2013年01月
災禍と超常現象/『遠野物語』の見直し
例えばエドガー・アラン・ポーの「メエルシュトレエムに呑まれて(大渦に呑まれて)」A Descent into the Maelström Edgar Allan Poe 1841は、渦潮に飲み込まれた漁師が生還したものの、頭髪が真っ白になるという奇談である。 大災禍では、ままにこういう ...
室井恭蘭 むろい・きょうらん 『信濃秘史』『妖魅本草録』 架空の国学者
◆室井恭蘭 むろい・きょうらん架空の人物諸星大二郎(もろほし・だいじろう)が漫画に登場させている江戸時代の国学者という設定の想定。その作品には『妖魅本草録』 土耳玄書院 昭和31年(1956)(もちろん大嘘) 『信濃秘史』などがある。土耳玄(「とる ...
桃の節句/人桃果 蟠桃/不老長寿へのあこがれ
やや気が早いが、桃の節句の話をする。例によって一筋縄では済ませない。 なんじゃこりゃ!? ◆人桃果(じんとうか)桃は元来仙人に力を与えるものとされているが、その中でも人桃果は非常に美味であった半 ...
神饌図解1
神饌(しんせん)・・・神への食(け)。贄(にえ)基本的に神職と氏子によって自給自足で作られる。その資金は氏子の寄進とお賽銭などである。伊勢神宮の場合、祭神のいる内宮(ないくう)への贄に始まり、朝廷から斎宮(さいぐう)が常駐するよになると、祭神を ...
謎の地名・大阪のハナテンの由来
旧大阪市東成区放出村放出(はなてん)放出の地名の由来には2説ある。ひとつの説としては、古代の大阪は内陸部が湖となっていて、この地付近で湖水が旧淀川への放出口となっていたことから、水の「はなちてん」がなまって「はなちで」を経て「はなてん」になったといわ ...
八幡放生会ではなぜニナ貝を放生するか/荘氏死生観か仏教戒か?
https://blog.with2.net/in.php?686171 ◆「荘氏」の死生観 「自生自滅していく変化ないしは作用だけが真実、・・・。この生滅変化の道のみが永遠である。この永遠の流転たる道を、荘子はまた大槐、天籟、大通、造化、命、物化、化、時、陰陽、天とも呼んでいる。しか ...
縄文時代に直弧文はあったか?巻貝形土製品絵柄の難問
◆全国に三個しか完品出土例のない巻貝形遺物1 新潟県村上市山北町上山遺跡出土巻貝形土製品2 宮城県伊具郡丸森町?遺跡出土巻貝形?3 岩手県宮古市近内中村遺跡出土巻貝形土器発掘年順 1 新潟県村上市山北町上山遺跡出土巻貝形土製品画像は『原色日本美術 ...
螺旋/一万年後の再会/収束する人類文明
「講談社学術文庫で、マリノフスキーの『西太平洋の遠洋航海者』が発売されている。この本は、図書館にある古びた中央公論社の世界の名著というシリースでしか読んだことがなかったのだが、このたび、1冊の本として出版された。めでたいことである。文化人類学の不朽 ...