With2ブログランキングへ●法樹寺(ほうじゅ・じ) 兵庫県朝来市和田山町竹田「竹田城最後の城主赤松広秀の菩提寺です。赤松公は文人としても優れ、領民から慕われる武将でしたが、関ヶ原の合戦で西軍に属し敗北。その後、鳥取城攻めで城下に火を放ったとされ、鳥取( ...
2012年10月
ノーチガ/ナオヌバード/ユンナキ/ユンタ 異常死への島と本土の違い
With2ブログランキングへ「沖縄本島の国頭(くにがみ)では溺死した水夫、やけどで死んだ老婆は逆さに埋葬した。再生しないための措置である。」(谷川健一『日本人の魂のゆくえ』P88 冨山房インターナショナル 2011)沖縄の島嶼各地に、異常死・夭折死・病死への ...
気になる漢字・言葉/圷・塙・叶・枯野
With2ブログランキングへ●圷(あくつ)川沿いの低湿地のこと。対義語は塙(はなわ)。転じて日本の地名、苗字となる。苗字としては茨城県に非常に多く分布している。同音異字苗字に阿久津。日本製の国字。土+下の会意で、低い土地という意。つまり、川沿いの湿地帯の ...
源頼朝大姫入内計画/信長は「敦盛」を舞わない/エンタシスはヘレニズム文化ではない
With2ブログランキングへ軽いけれど意味深い話題二題。1 頼朝の大姫入内構想の意味は源頼朝といえば、日本全国の人が、武家社会を初めて現実化した英雄であると思い込んでいる人物で、そういう人が清盛のように娘を皇室へとつがせるような真似をするはずがない、と地 ...
那智の滝/リグ・ヴェーダ「宇宙水」/濁流と災害こそが人を食う神
With2ブログランキングへ大分県三重町の百枝鉄橋も濁流に流された・・・●『リグ・ヴェーダ』注釈書「プラーフマナ文献」「太初において、宇宙は実に水であった。水波のみであった。水は欲した。われいかにして繁殖し得(う)るかと。水は努力し、苦行して熱力を発した ...
マナ Mana 真名・本質を表す世界共通語
With2ブログランキングへ◆マナ(オーストロネシア各国語)ポリネシア・ミクロネシア・オセアニア「マナ(Mana)は、太平洋の島嶼で見られる原始的な宗教において、神秘的な力の源とされる概念である。魔法や超能力といった尋常ならざる特別な力の源とも言われている。 ...
大発見!シーボルトのアジサイ=オタクサ=お滝さん説は思い込みのウソ
◆なぜ科学者でスパイだったシーボルトは紫陽花をオタクサと名づけたか?植物:和名および学名に関する話題 「驚いたことに植物学者の中にはごく親しい身内の名前を付けることもある。幕末に日本を訪れたドイツ人医師シーボルト(Philipp F. von Siebold; 1796-1866)はアジサ ...
明治政府富国強兵のシンボルだった匈奴・ハンガリー
With2ブログランキングへ1871年(明治三年)全権大使岩倉具視をリーダーに、欧米列強を見聞して回った明治政府構成メンバー。ちょうどその頃、欧州ではハンガリーが独立国家となっている(慶応3・1867)。遣欧使節団総勢50名の中に、歴史学者・久米邦武がい ...
美貌の遣唐使
遣唐使は「容貌・風采・動作・態度などを選考条件にしていたらしい」森克己(外交史) 『遣唐使』1955「大和朝廷、平安王朝も、とにかく美男子を選んで、中国に差し出していた」井上章一(国際日本文化研究センター教授)『妄想かもしれない日本の歴史』角川選書 20 ...
ペイズリー洞窟人が最古か?Western Stemmed 尖頭器
異なる技術・ペイズリー洞窟人「オレゴン大学(ユージーン)の考古学者、デニス・ジェンキンズらのチームはペイズリー洞窟で研究をしてきた。糞石に加えて、彼らは幅が狭くて、なで肩で、基部が厚い槍先形石器を選り抜いた。それは合衆国西部のいたるところで見つか ...