民族学伝承ひろいあげ辞典

文献・科学・考古学・遺伝子学・環境学・言語学・人類学・民俗学・民族学 あらゆるヒントを総合し、最新用語を解説、独自に解釈してわかりやすく説明します。 誰も書かない、目から鱗、鼻から牛乳、目から火花、頭の先からぴかっと電球

2010年07月

■古代の「祟り」記録『日本書紀』古代においては現代の「怪異・怪奇現象」などのような、こうした不可解な事象を言い表す言葉は存在していない。すべてが「神の祟り」などのそれぞれの事象で表現され、一定の総称がない。つまり恠異・怪奇はみな神が引き起こす祟りであり、 ...

■休留(いいとよ=フクロウ)「和名類聚抄によれば、休留 二音漢語抄云 伊比土利   人截手足爪棄地則入其家拾取之休留(原文はともに鳥造をもつ)=【休+鳥】【留+鳥】」http://www7a.biglobe.ne.jp/~kamiya1/mypage640.htm■飯豊山(福島県・いいでやま)「白川郡。 ...

威杖 いじょう玉杖 ぎょくじょういずれも持つものの権威を示す杖条の威信財■例証三重県松坂宝塚古墳出土船形埴輪の威杖奈良県メスリ山古墳出土玉杖この形状がそれぞれ何を表し、どこから派生したかを考察すべきである。なにゆえに権威をこのような不可思議な形状で表現し ...

なら平城京展資料長屋王、藤原不比等、仲麻呂、太安万侶らのおうちはここだった!一覧。平城京遷都1300年で夏休みに奈良を訪れるのなら、当時の有力者たちの住まいがどこにあったかや、何をした人か程度は知っていると、10倍面白くなるだろう。ぼんやり行ってはもった ...

■山背大兄は上宮王家から消されようとしたこのように上宮王家は蘇我氏の血を引くからこそ、『日本書紀』から消される運命にあった王家である。『古事記』の段階ではまだそれほどの工作はできなかった。それはおそらく天武の意図が充分に残存していたからであろう。天武の時 ...

■上宮記(じょうぐうき・かみつみやのふみ)或書云及び下巻注云7世紀頃に成立したと推定される日本の歴史書。『日本書紀』や『古事記』よりも成立が古い。(かわかつ注 Wiki上宮記のこの一文は、正確には『上宮記』本体の編纂と成立は平安時代が正しいかと思える。※1)※ ...

■吉備に出る弧文石・特殊器台・特殊壷。その中で特殊器台・特殊壷は出雲からも出ていることから、両者につながりのあったことが言われ始めて久しい。ただしまだ弧文石が出雲から出ていないが。■吉備の弧文はその後奈良盆地に入り弧文板と、表現方法を変化して再登場する。 ...

サヘラントロプス・チャデンシス(トゥーマイ)は現在のところ最古の人類の祖先と言われている。■人類誕生の環境条件の見直し「・これまで人類の化石の多数がエチオピアにある大地溝帯の東側で発見されている。そのことから、最初の人類は、地溝帯の隆起により熱帯雨林が分 ...

ネアンデルタール人、現生人類と交配2010年7月15日 18時44分 (National Geographic)■中国、フランス、パプアニューギニア、アフリカ南部、アフリカ西部の5人のヒトゲノムと、ネアンデルタール人のドラフトゲノムとを比較■遺伝子構造の少なくとも1~4%はネアンデルタール ...

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