民族学伝承ひろいあげ辞典

文献・科学・考古学・遺伝子学・環境学・言語学・人類学・民俗学・民族学 あらゆるヒントを総合し、最新用語を解説、独自に解釈してわかりやすく説明します。 誰も書かない、目から鱗、鼻から牛乳、目から火花、頭の先からぴかっと電球

2008年05月

「どうして過去を思考の対象にするのか。それは、私たちの生きている現代社会が営々として繰り返されてきた過去の延長にあるから、そして現代の積み重ねの彼方にしか未来はない、というあたりまえの事実にもとづく。だから現代を肯定するにしても、否定するにしても、よりよ ...

遺物とは?「石斧や木鍬、須恵器や瓦器(注・がき)、鉄滓や石器未製品、鏡や銅鐸、木簡や墓誌、糞石や植物・動物遺体など、遺跡から遊離させても価値はさほど変わらない動産的価値をもったのが遺物。」(『考古学の基礎知識』)糞なら価値はないだろうが糞石となると動産的 ...

遺構とは?「土地から切り離すといちじるしく価値を損なってしまう、いわば不動産的価値をもったものが遺構。」例えば「竪穴建物や倉庫、井戸や溝、窯や鍛冶炉、竪穴石槨や横穴式石室、大極殿や朱雀門、金堂や築地塀など」遺物、遺構の群れを「有機的につなげている環境も含 ...

考古学の定義①大地に残された労働の痕跡である遺跡・遺物を対象にして②過去の人々の行動や観念のありかたを明らかにする(広瀬和雄『考古学の基礎知識』「序章 考古学とはなにか」角川選書409 2007年)①人間の行為にもとづく物質界のあらゆる変化を研究する②で ...

倭五王には諸説があるが、もっとも整合なのは、讃=仁徳珍=反正済=允恭興=安康武=雄略履中から顕宗、仁賢、武烈は創作。継体は別系統で安閑、宣化は不在。空白があって欽明。ではなかろうか。 ...

あさのかつみ『肥後国風土記』からとして「続日本紀」が引用した吉備のかじ取り。「爾陪の魚 肥後の国の風土記にいう。玉名の郡。長渚(ながす)の浜。(郡役所の西にある。)昔、大足彦の天皇(景行天皇)が球磨噌唹を討ってお還りになったとき、御船をこの浜に泊めた。云 ...

岡山県吉備津神社(吉備津彦神社ではない)祭神である大吉備津彦命とともに大和の神たちが祭られている。祭神は全部で8柱。その中に吉備の御友別命がある。大吉備津彦命の墓陵は国家管理の下にあり、その形式はあきらかに大和の前方後円墳(モニュメント要素を持つ)。ゆえ ...

沖縄県那覇市の城岳貝塚(ぐすくだけ・かいづか)から縄文晩期の土器ととともに出土した、中国戦国時代の青銅の貨幣。縄文晩期に南島と大陸の間に船の交流がすでにあったことを証明する、画期的遺物。当時の島人たちがこれをと貨幣と認識できたどうかは不明だが、3000年 ...

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