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ガウゼの法則
生物学
同じ生態的地位を持つ二種以上の生物は共存できない。


ゾウリムシとヒメゾウリムシを同じ水槽に入れておくと、必ずヒメゾウリムシが生き残る。
ゾウリムシのほうが繁殖力が弱いからである。
またそこにメダカを入れると、個体数が多いヒメゾウリムシを捕食して、繁殖のバランスがとれて、三種とも共生できるようになる。


多種が生息する池に殺虫剤を少しまくと、カブトミジンコが減って中型ミジンコが増える。もう少しまくと、小型ミジンコが増える。協力殺虫剤をまくと、ワムシだけが生き残る。つまり競争に強い奴が農薬に弱く、競争力が一番弱い奴が農薬には強いのである。人間ならさしずめ、競争力が強い奴は、ストレスに弱いということになる。そういえば、練習では天下一品に早い陸上選手が、オリンピックになるといきなり緊張でがちがちになっていつも敗退とか、よくある話だ。えらそうにしている官僚の長官や銀行の頭取でも、やくざの前ではふるえて逃げ出すとかね。強そうな奴ほどストレスにはからっきしなのだ。


セミでは、アブラゼミの多い環境ではクマゼミがいなくなるが、ミンミンゼミはアブラゼミのあとから出てきて、時期的な住み分けをするという。クマゼミはもともとは西日本にしかいなかったが、今や生息の中心地は関東に移ってしまい、西日本では消えつつあるらしい。地球温暖化で環境が変ったのだ。




同様にしていいかどうかは知らないが、人類も、同じ場所で競合すると、どうなったかを考えてみるのも面白い。
例えば狗奴国は邪馬台国を駆逐して、河内へ東遷、そしてヤマトを滅ぼして天皇になるという説がある。(水の佑『三王朝・・・』)