お;おわりのめこひめ 尾張目子姫

さて、今城塚古墳の南には継体帝の妃・尾張目子媛を祀る「女九神社(めここのつのやしろ)」があることは「蘇我氏と継体の謎」のページで紹介していますが、継体帝が大王の位を継ぐ前に正妃としていた「目子媛」は『尾張連等の祖、凡連の妹』(「古事記」)とされる女性で、その実家である尾張連は「火明命(ほあかりのみこと)」の子孫だとされてきました。現在「国宝」に指定されている唯一の系図が存在していることを皆さんはご存知でしょうか?それが「海部氏勘注系図」と呼ばれ、丹後・籠神社に伝えられてきた神々の系譜で「先代旧事本紀」天孫本紀が伝える内容から、従来「ニギハヤヒ」と同体同神ではないかと考えられていた「火明命」が、正しく同じ神であることを明確に書き記しているのです。丹波国造から籠神社の祝部となった海部直氏らの祖先神こそ「彦火明命」であり、その神様には、  又の名を天火明命、又の名を天照国照彦火明命、又の名を天照御魂命

出典 http://www.ten-f.com/daiou-to-mishima.htm

コメント 凡(おほし)連が最重要の問題点である。「おほし」は「おおし」と読む。