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熊本県北中部、菊池川沿線には7世紀以降の装飾横穴古墳群が散在している。
その中のひとつに玉名市石貫ナギノ横穴古墳群がある。その画像。
多用される装飾は円文を中心とする顔料壁画である。
熊本市よりも西南部で展開されたレリーフと着色による靫部たちの横穴古墳とは、若干おもむきを異にする技法を多用するが、横穴そのものの作り方はよくにている。
内部に複数の死床を持たせ、複数の埋葬が可能である。

にしても、この時代の氏族たちはなにゆえに遺体をこのような解放された空間に放置したのだろうか。
なぜ豪族や国司たちとは違って盛り土あるいは封鎖された暗闇に密封しなかったか?謎である。
地位が低かったからだろうか?未だ答えを持たずにいる。




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