■奈良時代から平安時代の官衙・国史跡へ答申
 国の文化審議会が文部科学相に答申した20日、県内では中津市永添の長者屋敷官衙(ちょうじゃやしきかんが)遺跡が国指定史跡として答申された。登録されれば県内の国指定史跡は39件目。

■「中津市が一九九六年から取り組んできた、市内永添の郡衙(ぐんが)遺跡「長者屋敷遺跡」の発掘調査がほぼ終了した。遺跡は、九世紀前後の下毛郡(現中津市)の役場を構成する施設の一つ、「正倉」の跡。西日本の郡衙正倉跡ではほとんど確認されていない頑丈な高床式倉庫の存在を裏付ける礎石も見つかってい」る。
■長者屋敷官衙遺跡は奈良時代から平安時代にかけ、古代豊前国下毛郡の郡役所に作られた大型倉庫群の遺跡。税として各地域から納められた米を保管していたと見られ、遺跡付近からは焼けて炭化した米が大量に見つかっている。
■「正倉は、各郡内に置かれ、税として徴収されたコメを保管する施設。
■敷地範囲が特定された正倉跡が九州で発掘された事例は、国指定史跡の小郡官衙遺跡(福岡県)など極めて少ない。」
■東西九十メートル、南北百二十メートルに広がるきれいな長方形状
■敷地内から発掘された平屋、高床式合わせて十五の倉庫跡のうち、高床式の一棟について、柱の下に敷いたとみられる直径七十五―百五十センチの礎石を十四個発見。
■市教委によると、礎石のある郡衙正倉跡が西日本で調査された事例は二例だけ
■官衙遺跡に詳しい奈良文化財研究所・山中敏史文化遺産部長談
「礎石のある郡衙正倉跡は関東以北では珍しくないが、九州での発見は極めて貴重。今後九州の他地域でも見つかる可能性も出てきたのでは」
■礎石のある倉庫について、市教委文化振興課
「かなりの荷重に耐えられる構造で、もみ殻の長期保存用に用いた倉ではないか」
■ 同遺跡を含む周辺の約四ヘクタールでは、さらに倉庫の存在を推測させる炭化したコメが多数出土。
■「時代が下って正倉が移動したり、別の郡衙施設が近くにあった可能性も高く、周辺の調査にも取り組みたい」と同課。
 市教委は二十日午前十一時から、一般市民向けに現地調査会を開いた。
問い合わせは市歴史民俗資料館(TEL0979・23・8615)まで。
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/oita/news/20091120-OYT8T01290.htm

※豊前秦氏研究には最適の遺跡が国指定になるのは喜ばしく、タイムリー。

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